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ソリューション 異物の除外

 

画像内に異物が多く、"Count/Size"(カウント/サイズ)で自動計測をすると異物まで一緒に計測してしまうような場合は、異物を除去して粒子だけを抜き出す必要があります。

異物は手動操作にて除去することも可能ですが、測定対象の粒子と異物との間に特徴量の違い、つまり何らかの形状の違いや濃度・色の違いがあれば、ほぼ自動で異物を除去できます。

以下に若干の例を示します。

粒子が円形に近く、異物が長細い形の場合:

    円形の粒子を抽出する時は、通常"Radius Ratio"(半径比)または"Roundness"(真円度)を利用して分離します。"Radius Ratio"の場合、操作は例えば次のようになります。
    1. "Count/Size"ダイアログの"Measure"(測定)メニューにある"Select Measurements"(測定項目)で、"Radius Ratio"(半径比)を選択します。
    2. 同じ"Select Measurements"ダイアログの"Filter Ranges"(選別レンジ)欄で"Radius Ratio"(半径比)を選択し、測定レンジの"Start"(最小)を「1」、"End"(最大)を「2」に設定します。


    3. "Count/Size"ダイアログの"Count"(カウント)ボタンをクリックして自動計測を実行します。これで、最大半径と最小半径の比率が1:2以上の特徴物は全て計測対象から除外されます。

 


他に上と同じようなやり方で計測対象物の分離・抽出に利用できる特徴量:


    "Area"(面積)、"Diameter (max/min/ave)"(最大/最小/平均直径)、"Aspect"(楕円長短軸比、縦横比)等の形状や大きさを測定する項目が利用できるほか、"Density (Lum) (平均濃度)では濃度の違い、"Angle"(角度)では長細い特徴物の方向の違いを基に特徴物の切り分けを行なうことができます。また、複数の測定レンジ設定を組み合わせて、全ての条件を満たす特徴物のみを抜き出して計測することも可能です。


    "Area"(面積)で抽出した例(一定面積以上の特徴物のみを抽出)



    "Angle"(方向)で抽出した例(Y軸に対する傾きが0~90度の特徴物のみを抽出)