HOME>ソリューションImage-Proの画像解析の例
ソリューション

画像解析
輝度データの解析


 

    画像中のZ軸データは単に輝度(明るさ)を表すだけでなく、画像の取得方法に依って、温度や物質の濃度、物質の種類等の様々な物理量を表す事があります。また明るさや色も様々な可視化の処理により、色の濃さ(染色の強さ)や蛍光の強さで薬物などの量を測定するなど有用なデータを得る事が出来ます。輝度関連の測定では内容に応じて次のツールを使い分ける必要があります。
    例2:電気泳動のゲル画像の解析操作手順の詳細はこちら
    "Process"(処理)メニューの"Line Profile"(ラインプロファイル)コマンドで電気泳動ゲルのレーンのピークの面積を測定する事ができます。ピーク毎の面積を測定するには、"Line Profile"ウィンドウの"Report"(レポート)-"Range/Area"(レンジ/面積)を選択し、マーカー線でピークを両側から挟みます。


    例3:面積比率の測定操作手順の詳細はこちら
    生物医学や材料工学には、輝度/濃度別の面積比率(組成比など)を測定するアプリケーションがあります。Image-Proの"Pseudo-Color"(擬似カラー)コマンドには、面積比率を簡単に算出・表示する機能があります。




    疑似カラーの"Areas"(面積比率)コマンドを実行すると、各領域の面積比率を表示します。