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原点の較正-操作手順


原点の較正は、画像の原点の座標位置を任意の位置に指定したいときに行ないます。

images\img00070.gif

Image-Proでは、デフォルトで画像の左上角が画像ビットマップの座標原点(0,0)ですが、原点の較正を行なうと、画像内の任意の位置を原点に指定できます。

例えば、"Count/Size"(カウント/サイズ)で"Center-X"(重心X座標)と"Center-Y"(重心Y座標)の測定を行なうと、カウントしたオブジェクトの重心のXY座標を算出しますが、この座標の原点を画像の左下角にしたい場合などに、原点の較正を行ないます。

操作の手順は以下の通りです。

1. 画像を開き、"Calibration"(較正)コマンドのサブメニューから"Spatial"(空間較正)コマンドを実行し、"Spatial Calibration"(空間較正)ダイアログを開く。

2. "New"(新規)ボタンをクリックして新規較正データを作成し、"Name"(名前)欄に較正データの名前(較正データ名)をタイプする。

3. 原点の座標がわかっている場合は、"Origin (Pixels)"[点の較正(ピクセル)]欄の"X""Y"欄に、それぞれ数値を入力する。例えば、原点が(20, 60)である場合は、"X"欄に「20」、"Y"欄に「60」と入力します。欄に値を直接タイプするか、あるいはimages\img00071.gif ボタンを使って入力します。

注記

·        原点の較正では、常にピクセル単位で較正値を設定します。画像に寸法の較正がかかっていても、実寸値で原点を較正することはできません。但し、原点の位置を小数値で指定することは可能です。

·        原点の較正で使用する値は、正・負どちらの数値でも可能です。負の"Y"値を指定すると原点は画像の上辺を越えて上へ移動し、負の"X"値を指定すると画像の左辺を越えて左へ移動します。

4. (別の方法) 原点の座標が不明で、かつ画像内に原点を示す基準オブジェクトが写っているときは、上の3.の手順の代わりに"Image"(画像で)ボタンをクリックし、基準オブジェクトを利用して較正を行なう。

"Image"ボタンを選択すると"Origin Offset"(原点オフセット)ダイアログボックスが表示され、画像内に「U」の形のカーソルが現れます。

images\img00072.gif

カーソルをドラッグして、基準オブジェクトが示す原点の位置に置いて下さい。

"Origin Offset"(原点オフセット)ダイアログボックスの"OK"をクリックします。

5. "Spatial Calibration"(空間較正)ダイアログボックスの"Apply"(適用) ボタンをクリックして、較正データを画像に適用する。

images\img00073.gif

"Apply"ボタンをクリックすることにより、較正データが画像に適用されます。

これ以降、Image-Proの測定ツールで測定を行なうと、原点の較正データが測定結果に反映されます。

6. (任意)較正データを画像ファイル内に保存する。

較正データを画像データと共に画像ファイルに保存しておくと、そのファイルをImage-Proで開いたときは常に較正がかかった状態になります。

較正を保存しないと、較正データは画像を閉じた時点で消失しますので、画像を次回使用するときに、較正をやり直さなければなりません。

較正データを画像データと共に保存するには、"File"(ファイル)メニューの"Save As"(名前を付けて保存)コマンドを実行し、「ファイルの種類」欄で"TIFF (TIF, TIFF)"を選択してから保存します(シーケンス画像の場合、ファイルの種類として"TIFF"もしくは"SEQ"を選択します)

注記:空間較正データを画像データと共に保存できるのは、TIFF形式 (またはSEQ形式)で保存したときだけです。JPEGBMP等、その他のファイル形式では較正データを画像ファイルに保存できませんので、ご注意下さい。

7. (任意)"Calibration(較正)"コマンドのサブメニューから"Save Active"(現在の較正値を保存)また"Save All"(全ての較正値を保存)を実行し、較正データに名前を付けて較正ファイル(*.CAL)に保存する。

較正データを較正ファイル(*.CAL)に保存したいときは、7.の手順で保存します。"Save Active"(現在の較正値を保存)コマンドは画像に適用されている較正データ(1つ)のみを保存しますが、"Save All"(全ての較正値を保存)コマンドは、"Spatial Calibration"(空間較正)ダイアログボックスの"Name"(名前)欄に表示される較正データを全て保存します。