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取り込み

Scan Options(スキャンのオプション)コマンド

"Acquire"(取り込み)メニューの"Scan Options"(スキャンのオプション)コマンドは、画像をスキャナから取り込む際に、空間較正やTWAINドライバに関係するオプションを指定します。

このコマンドを実行すると、"Scan Options"ダイアログボックスが開きます

images\ebx_-559423955.gif

このダイアログボックスでは、以下のオプションを選択できます。

"Image Calibration"(画像の較正):この欄のオプションは、スキャンで取り込んだ画像に対して適用される空間較正を選択します。

"Use current System calibration"(現在のシステム較正値を用いる):このオプションを選択しておくと、スキャンして取り込んだ画像に対して、現在 Image-Pro Plus上でアクティブになっている空間較正値がそのまま適用されます。例えば、始めにある画像を開き、その画像に対して'A'という空間較正データを適用してから、このオプションを選択した状態でスキャン取り込みを行なうと、スキャンで取り込まれた画像にも自動的に'A'の空間較正データがそのまま適用されます。

"Calibrate according to image DPI" (画像のDPIを反映する):このオプションを選択してからスキャンを行なうと、TWAINドライバのDPIの設定に合わせた空間較正がかかります。例えば、このオプションを選択した後、TWAINドライバで解像度を300 DPIに設定してスキャン取り込みを行なうと、その設定に基づいた空間較正(単位=cm, 単位当たりピクセル数=118.1)がかかります。また、空間較正データには、設定したDPIに応じて自動的に名前が付きます(この例では"Scan300DPI"という名前になります)。また、較正の単位は常に"cm"になります。

"Close TWAIN Source after scan"(スキャン後にTWAINを閉じる):このオプションを選択すると、スキャンを終了する度にTWAINドライバを終了します。このオプションを非選択にしておくと、スキャン後もTWAINドライバが画面上に残りますので、TWAINドライバを取り込みの度に起動する必要がなく、連続して何枚もスキャンするときに便利です。