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ソリューション 粒子の自動分類

 

粒子計測で、測定値の分布を視覚化

Image-Proでは、単に計測を行なうだけでなく、計測結果を数値やグラフなど、様々な方法で表示できます。よく使用される方法を以下に示します。

  • 度数分布ヒストグラムを利用する方法:
    簡単な方法としては、"Count/Size"(カウント/サイズ)ダイアログボックスの"View"(表示)メニューにある"Histogram"(ヒストグラム)コマンドを使用して度数分布ヒストグラムを作成することができます。
    ヒストグラムは、"File"(ファイル)メニューから"Graph to Clipboard"(グラフをクリップボードへコピー)コマンドを実行すると、クリップボード経由でワープロソフト等へ貼り付けることができます。



  • 画像内の粒子を自動分類して、色分け表示する方法:
    Image-Proの自動分類機能を使用すると、粒子それ自体を色分け表示して分布を確認できます。手順は以下の通りです。
    1. "Count/Size"ダイアログボックスの"Measure"(測定)メニューから"Single Variable Class."(一変数で分類)コマンドを選択します。
    2. 次に、分類の基準となる測定項目を選択して、分類クラス(等級)の数(ヒストグラムの区間数に相当)と区間データを指定します。

    3. OKをクリックします。これで画像内の粒子が自動分類されて分類クラス(等級)別に色分け表示されます。

      同時に、各分類クラスに含まれる粒子の個数やパーセンテージが表示されます。


      これにより、粒子の測定値の分布状態を、画像内で直接調べることができます。