HOME>ソリューションImage-Proの画像解析の例
ソリューション

画像処理


 空間フィルター

 画像に対する論理/算術演算

    画像と画像または画像と定数の間で論理または算術演算を行うツール。

    時間をおいて取った画像の異なる部分を取り出す等で使用します。
    いろいろな画像演算


 処理領域指定(AOIツール:Area Of Interest)

    処理・測定する領域を矩形、楕円、自由曲線AOIツールで指定します(複数領域の指定が可能)。
    AOIマネージャによるAOIのロード/セーブ/選択/追加/削除が可能です。

 FFT

    画像を周波数領域で扱うツール(下図)。
    格子状の物体を画像として取り込み、結晶の解析や、周波数領域のデータから光学系の歪みや繰り返し精度などを測定する等で使用します。

    高速フ-リエ変換(FFT)
    • 順変換および逆変換の実行
    • ロ-パス、ハイパス、スパイク(バンド)カット、スパイク強調などの周波数領域での操作
    • デ-タの保存および再ロ-ド

◇ 色成分の抽出/マージ(Color Channel)

    RGB、HSI、YIQ等の様々な形式での色成分の抽出や合成を行なうツール。
    色フィルターで三回に分けて撮られた画像をフルカラーに戻す等で使用します。

 色で(測定)対象を定義・抽出

    特定の色(の範囲)を持つ領域/オブジェクトを抽出/除外するツール(下図)。様々な手法で染色された細胞や色のついた粒子などのカウントや測定などで使用します。

特定の色成分を持つ対象物の抽出例 (ピンク・緑のみを抽出)

 2値化

    モノクロ画像の任意の輝度範囲を白(黒)、他を黒(白)にするツール(下図)。

    文字認識や測定の前処理などで階調データが不要な場合に使用します。

 疑似カラー

    モノクロ画像に輝度階調に応じて色をつけるツール。
    微妙な階調の差を調べる場合や輝度/濃度別の面積比を求める場合に使用します。

◇ リサイズ/回転/合わせ込み

    画像のサイズを変えたり、回転させたり、歪み・画角を補正するツール(下図の例では斜めから撮影した画像を正面の画像に変換)。
    コピー&ペーストと組み合わせて複数の画像から一枚の大きな画像を作成する等で使用します。

合わせ込み実行例

2の画像を1の画像に合わせ込んだ結果が3の画像です