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Threshold2値化)コマンド

 

"Threshold"(2値化)コマンド(またはツールバーのimages\threshld.gifボタン)を使用すると、画像を「2値化」して、画像が「黒」と「白」の2つの値しか含まないようにすることができます。

 

"Threshold"コマンドで画像を2値化すると、画像のデータ形式(BPP、ビット/ピクセル)はそのまま保持されます。例えば、8ビットグレイスケールの画像を"Threshold"コマンドで2値化すると、、画像が持つピクセル値は「0」(黒)と「255」(白)の2つのみになります。画像を2値化しても、その画像の画像データ形式が2値画像(Bilevel, 1 bit per pixel)形式になるわけではありませんのでご注意下さい。

注記: Image-Pro Plusバージョン4.0以降は、2値画像をサポートしません。

 

"Threshold"コマンドを使用する目的は、主に次のものです。

"Measure"(測定)メニューの"Count/Size"カウント/サイズ) 等の測定ツールで画像内のオブジェクトを抽出・解析しやすくするための前処理として

Watershed(切り離し)フィルタやThinning(細線化)フィルタを使用する前の前処理として

"Threshold"は微妙な陰影のシェーディング情報を除去するので、一般にオブジェクトの形状を解析する用途に便利です。画像をあらかじめ2値化しておくと、オブジェクトの抽出と測定が高速化し、一部のフィルタの効果が増大します。

 

一般的な操作手順

1. 2値化したい画像を開き、"Threshold"2値化)コマンドを実行する。"Segmentation"(色抽出)ダイアログボックスが表示されます。

images\ebx_115938495.gif

2. 垂直線マーカーをドラッグして、2値化の閾値を設定する。

注記:

垂直線マーカーをドラッグする代わりに、スポイトボタン(images\spoit.gif)をクリックして選択し、画像内の白(または黒)に指定したい領域を直接クリックすることで閾値を指定することもできます。

設定をやり直すには、アンドゥボタン(images\undo.gif)またはリセットボタン(images\del.gif)をクリックします。

設定中の画像の白黒を反転するには、images\invertbw.gif ボタンをクリックします。

自動で2値化を行なうには、images\autothrs.gif ボタンをクリックします。

3. 設定が終了したら、"Apply Mask"(マスクを適用)ボタン [または"New Mask"(新規マスク)ボタン] をクリックする。これで、画像が2値化されます。

注記:

Image-Pro Plusージョン4.0以降では、"Threshold"2値化)コマンドと"Segmentation" (色抽出) コマンドが統合され、共通のツールとなりました。このため、"Threshold"2値化)コマンドのオプションについての詳しい説明は、"Segmentation"(色抽出) コマンドの項をご覧下さい。

"Threshold"コマンドでは、画像の2値化の他に、最大16レベルまでの多値化が可能です。多値化を行なうには、"New"(新規)ボタンをクリックして新しい輝度レンジ(クラス)を追加し、垂直線マーカーでそれぞれのクラスの輝度レンジを設定します。多値化のマスク画像を作成するには、"Create Preview Image"(プレビュー画像作成)ボタンをクリックします。

images\ebx_1173572377.gif

レンジの設定を変更するときは、"Class 1"欄で設定したいクラスを選択してから、垂直線マーカーをドラッグして設定します。