ここでは、3次元画像の構築に必要な連続画像の輝度の均一化と位置合わせのテクニックについて解説します。
連続画像の輝度の均一化
3次元画像構築後の測定も輝度による2値化を利用するため、輝度ムラは解析結果に影響します。
始めに連続断面画像のX-Y、Zスライス画像の輝度の均一化を行います。
X-Y面 補正前
X-Y面 補正後
Z軸スライス 補正前
Z軸スライス 補正後
連続画像の位置合わせ
次に、連続断面画像の位置ずれがある場合は、位置合せをします。
連続画像間の位置合わせ方法
- 手動位置合わせ
- パターンマッチングによる自動位置合わせ
- 画像内の特徴物やマーカーを基準にする。
- フーリエ変換後の輝度パターンを基準にする。
before
after