画像を取り込む方法として、次の3通りの方法があります。
ビデオカメラやVTR、産業用デジタルカメラとの接続
国内外の様々な画像入力ハードウェアをサポートしているため、撮影対象に合ったカメラを自由に選択・使用できます。
例えば、動きのある物体には高速度カメラ、広い視野には高精細デジタルカメラ、蛍光画像には冷却CCDカメラ、アナログカメラには画像入力ボードなど、全て対応できます。
ライブ画像の表示や一定時間毎の自動取り込み (タイムラプス)、露光時間・ビンニングの設定、複数フレームの自動加算/アベレージング、フォーカスメータ、ライブ・ヒストグラム、一部のカメラでのリアルタイム・デコンボリューションなど、便利な機能が使用でき、またTAT (ターンアラウンドタイム) を短縮できます。
◇ 画像の画素(ピクセル)の内部表現形式
画像データは次の画像データ形式ごとに処理されます。データ形式は、"Edit" (編集) メニューの "Convert To" (変換) コマンドで相互に変換可能です。
- Bilevel (2値形式): 白(1)と黒(0)だけの値で表現される画像 [2値画像は、8ビットグレイスケール形式に変換されて処理されます]
- Gray Scale (8ビットグレイスケール形式): 階調を8ビット整数で表現するモノクロ画像
- Gray Scale 12 (12ビットグレイスケール形式): 階調を12ビット整数で表現するモノクロ画像
- Gray Scale 16 (16ビットグレイスケール形式): 階調を16ビット整数で表現するモノクロ画像
- Floating Point (浮動小数点形式): 階調を32ビット浮動小数点で表現するモノクロ画像
- RGB 24 (24ビットフルカラー形式): 赤緑青の色成分の階調を各8ビットで表現するフルカラー画像
- RGB 36 (36ビットフルカラー形式): 赤緑青の色成分の階調を各12ビットで表現するフルカラー画像
- RGB 48 (48ビットフルカラー形式): 赤緑青の色成分の階調を各16ビットで表現するフルカラー画像
- Palette (パレット形式): インデックスカラー、色数を256色に限定して8ビットで表現するカラー画像
◇ カラーモデル
RGB, HSI, HSV, YIQ, XYZ, L*a*bの各形式をサポート、(色)成分抽出、マージや形式変換等の処理が可能 |