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Deconvolution and Visualization Software
X3.0バージョンではユーザーインタフェースを更新するとともに、PSFの新しいモデリングや様々なソフトとの協調を容易にするAutoQuant
connectなど、様々な機能が強化されました。
詳細は下記のリンクをクリックしてご覧ください。
AutoQuant Ver X3 からの機能(英文)
顕微鏡画像にはピントの合っていない部分に起因するぼけが含まれています。これは回折などの様々な要因に拠って光が広がってしまうためで、点光源からの光 の広がり具合を表すモデルとして点象分布関数(Point Spread
Function、PSF)が用いられています。このぼけの有る画像にPSFとは逆の演算(デコンボリューション演算)を行う事でぼけを取り除ける、あるいは元の画像を復元できる事からこの様な処理をデコンボリューションと呼びます。
AutoQuant® はライフサイエンス研究者のための非常にパワフルなデコンボリューション&ビジュアリゼーションソフトです。
入力された一連の画像から実際のPSFを推定する機能を持つ、業界唯一のブラインドデコンボリューションを含む、完成度の高い2Dや3D
のアルゴリズムを使用することにより、画像からよりよいデータを取り出すことができます。

他のソフトと異なり、AutoQuantは蛍光ビーズを用いたPSFの測定を必要としません。
入力された画像セットから実際のPSFを算出できます。(もちろん、他のソフトと同様に実測されたPSFを用いてデコンボリューションを行う事も可能です。)
AutoQuantは通常の蛍光顕微鏡画像に限らず、微分干渉画像や透過型の明視野画像、マルチフォトンタイプやスピニングディスクタイプを含む共焦点顕微鏡画像に適用可能です。

様々なデコンボリューションアルゴリズムのサポートに加えて、AutoQuantは多次元のデータセットに対応しており、例えば時間的に変化する3Dのデータセットなどでも各タイムポイントのデータを個々にロードしてデコンボリューション処理する事なく、単一のデータセットとして取り扱う事ができます。

更にAutoQuantはRGBに限定されず、非常に多くのチャンネルを扱う事ができます。また、データセットに含まれる各チャンネル毎に波長やプローブに応じた色を付けて表示させる事ができます。
●スタートアップガイド(PDF)
AutoQuantには30日間試用可能なデモ版が用意されていますので、是非お手持ちの顕微鏡画像を使ってデコンボリューション処理をお試しいただき、その結果をご覧ください。
●デモ版のダウンロード
デコンボ後のビジュアライズに最適な5D(3D+チャネル+時間)ビユーワ搭載
AutoQuantにより画像をエキサイティングにより深く理解することができます。使い易い3Dビジュアル化ツールと処理ツールにより、複雑なデータセットが生き返ります。
時系列のデータセットを様々な角度から、時系列で観察する事により、重要な特長を見つけることができます。

AutoQuantのマルチビューワー/5Dビューワー機能によって並べて表示させて比べたり、あるいは時間的な変化を同期させて表示させて比べる事ができます。
3Dデータを回転させながら、あるいはタイムポイントを変えながら表示させることにより、印象的な動画を生成しAVIファイルとして保存できます。作成し
たAVI形式の
ムービーをパワーポイントやホームページを通して他の人と共有することもできます。

注:
AutoQuant製品(旧 AutoDeblur/AutoVisualize)の参考資料は以下でご覧いただけます。
http://www.mediacy.com/index.aspx?page=AutoQuant_Bibliography
また、Google ScholarでAutoQuant(またはAutoDeblur,
AutoVisualize)をキーワードに検索していただくと多数の論文がリストアップされますので併せてご覧ください。
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