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AOIツール

AOIArea-Of-Interest、操作対象領域)ツールは、画像中の一部分をその他の部分と区別して扱う場合に使用します。画像中でAOIがアクティブになっていると、Image-Pro Plusコマンドの大部分は、AOIの範囲内のピクセルに対してのみ作用します。例えば、フィルタコマンドの使用時にAOIがアクティブになっていると、フィルタコマンドの大部分は、AOIの範囲内のピクセルに対してのみ作用します。例えば、フィルタコマンドの使用時にAOIがアクティブになっていると、フィルタコマンドの処理対象はAOIで囲まれた領域に限定されます。

images\ebx_-838709209.gif

注記Image-Pro Plusコマンドの中には、AOIによる制限を受けないものもあります。"Save"(上書き保存)コマンドや、"Segmentation"(色抽出)コマンドなど若干のコマンドは、AOIがアクティブであるかどうかに関りなく、画像全体に作用します。コマンドがAOIの制限を受けるかどうかについては、それぞれのコマンドの説明文の中で注記てあります。

どのような形を持つ領域でも、AOIで囲んで操作対象領域にすることができます(但し、AOIは常に閉じた図形となります)。新規AOIの定義は、以下のように行なってください。

1定義したいAOIの形に合ったツールを選択する。これを行なうには、適切なAOIツールボタンをクリックして下さい。(AOIツールボタンには、矩形AOIツール楕円AOIツール自由曲線AOIツールがあります。この説明の末尾にあるAOIボタンのトピックをクリックして下さい。)AOIツールを選択すると、現在使用中であることを示すために、そのツールのボタンが反転表示になります。

2画像内でマウスをドラッグして、定義したいAOIの形を描く(この説明の末尾にあるトピックをクリックすると、AOIタイプ別のドローイング方法の説明が表示されます)。

images\ebx_-263277685.gif

画像内にAOIできたら、それに対応するAOIツールボタンをクリックするたびに、AOIのアクティブ・非アクティブの状態を切り替えることができます。現在アクティブになっているAOIはアウトラインが画像中に表示され、対応するAOIツールボタンが反転表示になります。

現在アクティブになっているAOIは、それに対応するAOIツールボタンをクリックすると非アクティブになります。AOIを非アクティブにすると、そのアウトラインが画像から消え、対応するAOIツールボタンは通常の表示に戻ります。

"Multiple AOI"(複数AOIを使用すると、複数個のAOIをアクティブにすることができます。"Multiple AOI"を使用しない場合は、画像内で各タイプのAOIをひとつずつ(すなわち、矩形AOIが1個、楕円AOIが1個、自由曲線AOIが1個の合計3個までを)使用することはできますが、アクティブにできるのはこのうちのいずれか1個だけです。例えば、矩形AOIを定義し、ボタンをクリックして非アクティブにします。次に楕円AOIを定義し、ボタンをクリックして非アクティブにします。最後に自由曲線AOIを定義します。ここで矩形AOIボタンをクリックすると、前回定義した矩形AOIが再度アクティブになります。同様に、楕円AOIまたは自由曲線AOIを選択すると、直前に定義された楕円AOIまたは自由曲線AOIがそれぞれアクティブになります。

"AOI Manager"を使用すると、各々のAOIを保存して後日使うことができます。詳細は、"Edit"(編集)メニューの"AOI"コマンドを参照してください。

AOIツールボタンについての説明をご覧になりたいときは、以下のトピックをクリックしてください。

 

連トピック:

images\newaoi.gifNew AOIツール

images\rectaoi.gif矩形AOIツール

images\ellipaoi.gif楕円AOIツール

images\freeaoi.gif自由曲線AOIツール

images\multiaoi.gif複数AOIツール

New AOI(AOIを新規作成)コマン