Image-Pro |
サポート>Image-Pro plus 操作手順書> | |
Process(処理)メニューのコマンド"Process"(処理)メニューのコマンドは、"Enhance"(強調)メニュー のコマンドと同様に、画像に対して様々な前処理を行なうために使用します。前処理は、通常の場合、"Measure"(測定)メニュー の測定コマンドで画像を解析しやすくするために、画像を鮮明化する目的で行ないます。画像にあらかじめ前処理をかけて、画像内のオブジェクトと画像の背景とのコントラストを強調しておくと、測定・解析処理の効率が良くなります。"Process"(処理)メニューのコマンドを使用すると、画像の背景の補正(背景の減算)、2値化、フィルタ処理、画像間演算、色抽出、色成分の抽出・合成、画角の補正、画像の合成、重ね表示、エッジのトレース、グリッド表示等が可能です。 ●Background Correction (背景の補正) :画像の背景を補正します ●Filters (フィルタ):画像に空間フィルタをかけます ●Large Spectral Filters(ラージスペクトラルフィルタ):4000×4000までの大きなサイズのカーネルを使ったフィルタ処理を高速で行ないます ●Filter Plugins(フィルタプラグイン):Adobe®社のPhotoshop®用プラグインフィルタをImage-Pro Plusにインポートして利用できます
●Segmentation (色抽出):指定した色領域を抽出します ●Threshold (2値化):画像を2値化します ●Operations (演算):画像演算を行ないます ●Restricted Dilation (制限付き膨張): オブジェクトを指定範囲まで膨張します ●Trace Objects (オブジェクトのトレース):画像内のエッジをトレースします
●Color Channel (色成分):色成分の抽出・合成を行ないます ●Color Correction(色補正): 参照画像の情報から、画像の色を補正します ●Color Composite(カラー合成):複数のグレイスケール画像にそれぞれ色を割り当て、レイヤーとして重ね合わせる機能です ●Pseudo-Color (擬似カラー):モノクロ画像を擬似カラー着色します ●CIE L*a*b Color(CIE L*a*b カラー): CIE Lab(シーラブ)またはXYZ 表色系で色を測定します
●Registration (合わせ込み):画像の画角補正を行ないます ●FFT:高速フーリエ変換を行ないます ●Image Overlay (画像の重ね合わせ):画像を重ね合わせます ●Grid Mask (グリッドマスク):画像内にグリッド-格子を表示します
●Extended Depth of Field (EDF)(拡張焦点深度):それぞれ焦点深度の異なる複数の画像を合成し、全面にわたって焦点の合った1枚の画像を作成します ●Align Images(画像の位置ずれ補正): 対象物がフレーム毎にずれている画像の位置ずれを補正します ● Tile Images(画像のタイリング): 連続した複数の画像を単一の大きな画像に合成します ●Sequence Gallery(シーケンスギャラリ):シーケンス画像ファイル(*.seqまたは*.tif)に含まれる複数のフレームを、サムネイル(ミニチュア画像)として一覧表示します |
Copyright © Hakuto Co., Ltd. All rights reserved.