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浮動小数点形式に変換(Floating Point)画像を可変階調の浮動小数点形式の画像に変換する場合、"Convert To"(変換)コマンドのサブメニューで"Floating Point"(浮動小数点形式)を選択して下さい。これは、例えば画像を算術演算するときに発生する、0と255でのクリッピング(数値の切り捨て)を防止するために、グレイスケール画像をあらかじめ浮動小数点形式の画像に変換しておくような場合です(浮動小数点形式の画像は負の数値を含むことができるためです)。 変換処理中は、画面下に進行状況を示すインジケータが表示されます。 画像を浮動小数点形式へ変換する際は、次の点に注意して下さい。 ●8ビットグレイスケール画像の浮動小数点形式(Floating Point)への変換は、輝度値を0.0~255.0の浮動小数点の値に変換することで行ないます。 ●パレット画像の浮動小数点形式(Floating Point)への変換は、各ピクセルをパレットに指定された輝度値に変換することで行ないます。輝度は、(0.3×R) + (0.59×G) + (0.11×B)の式で算出します。算出した輝度値は、0.0~255.0の浮動小数点の値に変換されます。 ●24ビットフルカラー画像(RGB 24)の浮動小数点形式(Floating Point)への変換は、各ピクセルをそれぞれの輝度値に変換することで行ないます。輝度は、(0.3×R) + (0.59×G) + (0.11×B)の式で算出します。算出した輝度値は、0.0~255.0の浮動小数点の値に変換されます。 ●36ビットフルカラー画像(RGB 36)の浮動小数点形式(Floating Point)への変換は、各ピクセルをそれぞれの輝度値に変換することで行います。輝度は、(0.3×R) + (0.59×G) + (0.11×B)の式で算出します。算出した輝度値は、0.0~4095.0の浮動小数点の値に変換されます。 ●48ビットフルカラー画像(RGB 48)の浮動小数点形式(Floating Point)への変換は、各ピクセルをそれぞれの輝度値に変換することで行ないます。輝度は、(0.3×R) + (0.59×G) + (0.11×B)の式で算出します。算出された輝度値は、0.0~65535.0の浮動小数点の値に変換されます。 ●12ビットグレイスケール画像の浮動小数点形式(Floating Point)への変換は、輝度値を0.0(黒)~4095.0(白)のレンジの浮動小数点の値に変換することで行ないます。 ●16ビットグレイスケール画像の浮動小数点形式(Floating Point)への変換は、輝度値を0.0(黒)~65535.0(白)のレンジの浮動小数点の値に変換することで行ないます。 |
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