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12
ビットグレイスケールに変換(Gray Scale 12


画像を12BPP1ピクセル当り12ビット)のグレイスケール画像(Gray Scale 12)に変換する場合、"Convert To"(変換)コマンドのサブメニューで"Gray Scale 12"12ビットグレイスケール)を選択して下さい。変換処理中は、画面下部に進行状況を示すインジケータが表示されます。

 

画像を12ビットグレイスケールに変換する際は、次の点に注意して下さい。

8ビットグレイスケール画像の12ビットグレイスケール(Gray Scale 12)への変換は、"Select Method"(方式を選択)ダイアログボックスのオプション設定(前述)に従って、データを8ビットから12ビットに増加させることで行ないます。

パレット画像の12ビットグレイスケール(Gray Scale 12)への変換は、各ピクセルをパレットに指定された輝度値に変換することで行ないます。輝度は、(0.3×R) + (0.59×G) + (0.11×B)の式で算出します。算出された8ビットの輝度値は12ビットピクセルの上位8ビットの位置に置かれ、変換後の画像の輝度レンジは04095になります。

16ビットグレイスケール画像の12ビットグレイスケール(Gray Scale 12)への変換は、"Select Range"(レンジの設定)ダイアログボックスのオプション設定(前述)に従って行なわれます。

24ビットフルカラー画像(RGB 24)の12ビットグレイスケール(Gray Scale 12)への変換は、各ピクセルをそれぞれの輝度値に変換することで行ないます。輝度は、(0.3×R) + (0.59×G) + (0.11×B)の式で算出します。算出された8ビットの輝度値は、12ビットピクセルの上位8ビットの位置に置かれ、04095の輝度レンジで画像を生成します。

36ビットフルカラー画像(RGB 36)の12ビットグレイスケール(Gray Scale 12)への変換は、各ピクセルをそれぞれの輝度値に変換することで行ないます。輝度は、(0.3×R) + (0.59×G) + (0.11×B)の式で算出します。算出された12ビットの輝度値は、12ビットピクセルの上位12ビットの位置に置かれます。

48ビットフルカラー画像(RGB 48)の12ビットグレイスケール(Gray Scale 12)への変換は、各ピクセルをそれぞれの輝度値に変換することで行ないます。輝度は、(0.3×R) + (0.59×G) + (0.11×B)の式で算出します。04095の輝度レンジで画像を生成します。

浮動小数点形式の画像の12ビットグレイスケール(Gray Scale 12)への変換は、画像内の輝度レンジを4096個のレベル(04095)へスケーリングすることで行ないます。変換する値のレンジを狭めたい場合は、"Edit"(編集)メニューの"Info"(画像情報)コマンド "Dynamic Range"(ダイナミックレンジ)の値を設定して下さい。指定したレンジ以下の浮動小数点の値は「0」に変換され、指定したレンジ内の最大値を超える値は「4095」に設定されます。