サポート

Image-Pro
  操作手順書

サポートImage-Pro plus操作手順書変換

8ビットグレイスケールに変換(Gray Scale 8


画像を8BPP8ビット/ピクセル)のモノクロ画像(グレイスケール8)に変換する場合は、"Convert To"(変換)コマンドのサブメニューで"Gray Scale 8"8ビットグレイスケール)を選択して下さい。例えば、フルカラー画像の輝度情報のみを処理したい場合は、このコマンドで画像をグレイスケールに変換してから処理します。

変換の進行状況は、画面下のメッセージバーに表示されます。

 

画像を8ビットグレイスケール形式に変換する際は、次の点に注意して下さい。

パレット画像(Palette)8ビットグレイスケールへの変換は、各ピクセルをパレットで指定した輝度値に変換することで行ないます。輝度は、(0.3×R) + (0.59×G) + (0.11×B)の式で算出します。

24ビットフルカラー画像(RGB 24)の8ビットグレイスケールへの変換は、各ピクセルをそれぞれの輝度値に変換することで行ないます。輝度は、(0.3×R) + (0.59 ×G) (0.11×B)の式で算出します。

36ビットフルカラー画像(RGB 36)8ビットグレイスケールへの変換はフルカラーの場合と同じ方法で、各ピクセル値を輝度値に変換することで行ないます。 輝度は(0.3×) + (0.59×) (0.11×B)の式で算出します。

48ビットフルカラー画像(RGB 48)8ビットグレイスケールへの変換は、フルカラーの場合と同じ方法で、各ピクセル値を輝度値に変換することで行ないます。 輝度は、(0.3×) + (0.59×) (0.11×B)の式で算出します。

12ビットグレイスケール画像(Gray Scale 12)8ビットグレイスケールへの変換は、前述した "Select Range"(レンジ選択)ダイアログで 設定されたオプションに従って変換されます。

16ビットグレイスケール画像(Gray Scale 16)の8ビットグレイスケールへの変換は、"Select Range"(レンジの設定)ダイアログボックスのオプション設定(前述)に従って変換されます。

浮動小数点形式の画像(Floating Point)8ビットグレイスケールへの変換は、レンジを256個の値へスケーリングすることで行ないます。変換する値のレンジを狭めたい場合は、"Edit"(編集)メニューの"Info"(画像情報)コマンド "Dynamic Range"(ダイナミックレンジ)の値を設定して下さい。指定したレンジ以下の浮動小数点の値は「0」に変換され、指定されたレンジ内の最大値を超える値は「255」に設定されます。