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24ビットフルカラー形式に変換(RGB 24

画像を24BPP24ビット/ピクセル)のフルカラー(RGB 241670万色)画像に変換する場合、"Convert To"(変換)コマンドのサブメニューで"RGB 24"24ビットフルカラー)を選択して下さい。この処理を行なうのは、例えばパレット画像をフルカラーに変換して、画像処理上の自由度を大きくしたい場合です。

変換処理中は、画面下部に進行状況を示すインジケータが表示されます。

画像を24ビットフルカラー(RGB 24)に変換する際は、次の点に注意して下さい。

パレット画像の24ビットフルカラー("RGB 24")への変換は、各ピクセルを指定されたRGB値にそれぞれ変換することで行ないます。例えば、あるピクセルの値が「10」で、インデックス10の内容がRGB=255/100/255(マゼンタ)の場合、変換後のピクセルは255/100/255(マゼンタ)になります。

8ビットグレイスケール画像の24ビットフルカラー("RGB 24")への変換は、黒のピクセルをRGB=000/000/000に、白のピクセルをRGB=255/255/255に変換し、その中間にあるグレイレベルのピクセルを、そのレベルに等しいRGB値に変換することで行ないます。例えば、グレイレベル128のピクセルはRGB=128/128/128に変換され、グレイレベル222のピクセルはRGB=222/222/222に変換されます

12ビットグレイスケール画像の24ビットフルカラー("RGB 24")への変換は、画像をまず8ビットのグレイスケールに変換し(つまり、下位4ビットを切り捨て)、次にグレイスケールのデータをRGBに変換することで行ないます(上記の「8ビットグレイスケール画像の24ビットフルカラーへの変換」をご参照下さい)。

16ビットグレイスケール画像の24ビットフルカラー("RGB 24")への変換は、画像をまず8ビットのグレイスケールに変換し(つまり、下位8ビットを切り捨て)、次にグレイスケールのデータをRGBに変換することで行ないます(上記の「8ビットグレイスケール画像の24ビットフルカラーへの変換」をご参照下さい)。

浮動小数点形式の画像の24ビットフルカラー("RGB 24")への変換は、画像をまず8ビットのグレイスケールに変換し(つまり、浮動小数点の値を256個のレベルにスケーリングし)、次にグレイスケールのデータをRGBに変換することで行ないます(上記の「8ビットグレイスケール画像の24ビットフルカラーへの変換」をご参照下さい)。

変換する値のレンジを狭めたい場合は、"Edit"(編集)メニュー"Info"(画像情報) コマンドで"Dynamic Range"(ダイナミックレンジ)の値を設定して下さい。指定したレンジ以下の浮動小数点の値は「0」に変換され、指定したレンジ内の最大値を超える値は「255」に設定されます。

36ビットフルカラー画像(RGB 36)24ビットフルカラー("RGB 24")への変換は、"Select Range"(レンジの設定)ダイアログボックスのオプション設定(前述)に従って行なわれます。

48ビットフルカラー画像(RGB 48)24ビットフルカラー("RGB 24")への変換は、 "Select Range"(レンジの設定)ダイアログボックスのオプション設定(前述)に従って行なわれます。