Despeckle(しみ除去フィルタ)コマンド

"Sequence"(シーケンスツール)メニューの"Despeckle"(しみ除去フィルタ)コマンドは、単一フレーム画像またはシーケンス画像から、異質なノイズを除去します。

"Despeckle"(しみ除去フィルタ)ダイアログボックスが表示されたら、以下の設定を行い、"Apply"(適用)ボタンをクリックするとフィルタ処理が実行されます。

·      "Apply despeckle filtering to:" (しみ除去フィルタの適用対象): この欄には、フィルタの処理対象となるフレームの範囲が表示されます。例えば、"Active portion (frames 1 through 30) of the active image" と表示された場合は、現在アクティブになっているシーケンス画像内のフレーム1～30がフィルタ処理されます。

·      "Use the active portion of sequence" (シーケンス内に指定された操作範囲のみに適用): シーケンス画像内の一部分のフレームを操作範囲に指定している場合、このオプションを選択すると、シーケンス全体ではなく、その範囲のフレームのみをフィルタ処理します。

·      "Size" (サイズ): この欄で、しみ除去フィルタのカーネルサイズを選択して下さい。

·      "Sensitivity" (感度): この欄で、フィルタ処理の感度を指定します。

·      "Destination"(結果の出力先)：この欄で、フィルタ処理結果の画像の書き込み先となるウィンドウを選択して下さい。

·      "Current Image"(現在の画像へ)：フィルタ処理結果の画像を、処理対象の画像のウィンドウに書き込みたい場合は、このオプションを選択して下さい。この場合、処理前の画像は失われます。

·      "New Image"(新規画像へ)：フィルタ処理結果の画像を新規画像ウィンドウに書き込みたい場合は、このオプションを選択して下さい。

·      "Apply" (適用)： このボタンをクリックすると、しみ除去フィルタを実行します。

·      "Cancel"/"Done" (取り消し/終了)： "Despeckle"ダイアログボックスを閉じます。