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Fill(塗りつぶし)コマンド


"Fill"
(塗りつぶし)コマンドを使用すると、現在アクティブになっている画像ないしAOI領域を、任意の色ないし他の画像のパターンで塗りつぶすことができます。"Fill"コマンドは、色ないしパターンを使ってAOIの領域を目立たせたり、画像の一部分を透明化したり、1つの画像を別の画像の上に重ねたりする場合に使用できます。

左側の画像では矩形AOIの領域が白く塗りつぶされており、右側の画像ではAOIが別のファイルから呼び込んだパターンで塗りつぶされています。

images\ebx_862843630.gif


◆ Fill(塗りつぶし)コマンドのオプション

 

一般的な操作手順

1. 画像を開き、塗りつぶしたい領域を囲むAOIを作成する。

2. "Fill"(塗りつぶし)コマンドを実行する。"Fill"ダイアログボックスが開きます。

3. 塗りつぶしのオプションを設定する。

色で塗りつぶす場合は、"Solid Color Fill"(固定色で塗りつぶす)欄の"Color"()オプションを選択してから、色を選択します。

images\ebx_566432288.gif

カラー画像を色相またはティントで塗りつぶす場合は、"Hue"(色相)または"Tint"(ティント)オプションを選択し、さらに使用する色を選択します。

パターンやテクスチャで塗りつぶす場合は、"Pattern/Texture Fill"(パターン/テクスチャで塗りつぶす)欄で"Pattern"(パターン)または"Texture"(テクスチャ)を選択し、"Select File"(ファイル選択)ボタンで塗りつぶし用のファイルを選択します。

4. "Transparency"(透明度)欄で塗りつぶしの透明度を指定する。例えば「50」と指定すると、地=50%、塗りつぶし色=50%の割合でブレンドされます。

5. "Fill"(実行)ボタンをクリックして塗りつぶしを実行する。