マクロエディタウィンドウのオプション
●"Immediate"(イミディエイト)ウィンドウ
マクロを開始するか"View"(表示)メニューの"Always
Split"(分割)コマンドで分割をオンにすると表示されるウィンドウです。式を計算したり、変数へ値を代入したり、サブルーチンをコールしたりできます。
- "?var"と入力して[Enter]キーを押すと、変数"var"の値を表示します("?"は必ずタイプして下さい)。
- "var = expr"と入力して[Enter]キーを押すと、変数"var"の値に"expr"の値を代入します。
- "Set var = expr"と入力して[Enter]キーを押すと変数"var"の参照を変更します。
- "サブルーチン名"または"関数名
(引数…)"と入力して[Enter]キーを押すとサブルーチンをコールしたり、関数を実行できます。例えば、スクリプトファイル内にTEST01というサブルーチンがある場合は、"Immediate"(イミディエイト)ウィンドウに"TEST01"と入力して[Enter]キーを押すとTEST01が実行されます。
●"Watch"(ウォッチ)ウィンドウ
マクロを開始すると選択できるウィンドウです。変数、関数、式の計算結果を一覧表として表示します。
変数の値や式の計算結果を表示させるときは、変数名や式を直接タイプして[Enter]キーを押して下さい。
- マクロ/モジュールが一時停止する度にこのウィンドウは更新されます。
- "->"の左側は編集できます。
- [Enter]キーを押すと値が更新されます。
●"Stack"(スタック)
ウィンドウ
マクロを開始すると選択できるウィンドウです。現在のステートメントをコールしたステートメントを一覧表として表示します。
- 一行目は現在のステートメントです。二行目は一行目をコールしたステートメントです。それ以下の行も同様です。
- 行をクリックするとその行のマクロ/モジュールを開き、特定のステートメントをハイライトします。
●"Loaded"(ロード)
ウィンドウ
マクロを開始すると選択できるウィンドウです。現在アクティブなマクロ及びロードされたモジュールを全て一覧表として表示します。
- これらのマクロ/モジュールはロックされているので表示のみです(編集できません)。
- 行をクリックするとその行のマクロ/モジュールを開き、そのシートをアクティブにします。つまり、"Loaded"(ロード)ウィンドウの"ipc32.bas"行をクリックするとipc32.basを開き、そのシートをアクティブにします。
●"Sheet"(シート)
タブ
それぞれのシートにタブがあります。
- タブを一回クリックするとそのクリックしたシートが現在のシートになります。
- タブをダブルクリックするとそのクリックしたシートを閉じます。
●"Object"(オブジェクト)および"Proc"(プロシージャ)リスト
"Object"(オブジェクト)リストは現在のモジュールの全てのオブジェクトを表示します。
- "(general)"オブジェクトは特定のオブジェクトに含まれない全てのプロシージャから構成されます。
- proc(プロシージャ)リストは現在のオブジェクトの全てのプロシージャを表示します。
- 太字でないプロシージャを選択すると適切にプロシージャの定義をモジュールに挿入します。
●"Edit"(編集)
メニューの"Find"(検索)コマンド
"Edit"メニューの"Find"(検索)コマンドを使用すると、指定したテキストを検索することができます。"Find"コマンドを実行するとダイアログボックスが表示されます。
- 検索する文字列:検索したいテキストをタイプ入力して下さい。
- 大文字と小文字を区別する:大文字・小文字の区別を認識させて、厳密な検索を行なう場合に使用します。このオプションを非選択にしておくと、大文字・小文字の区別を無視して検索を行ないます。
- 次を検索:前回と同じ検索対象テキストを、下(ファイルの末尾)へ向かってもう一度探します。
●"Edit"(編集)
メニューの"Replace"(置換)コマンド
"Edit"メニューの"Replace"(置換)コマンドを使用すると、指定したテキストを検索し、その指定したテキストを置き換えることができます。"Replace"コマンドを実行するとダイアログボックスが表示されます。
- 置換前の文字列:置き換え前のテキストをタイプ入力して下さい。ここに入力したテキストを検索します。
- 置換後の文字列:置き換え前のテキストをここに入力したテキストに置き換えることができます。
- 大文字と小文字を区別する:大文字・小文字の区別を認識させて、厳密な検索を行なう場合に使用します。このオプションを非選択にしておくと、大文字・小文字の区別を無視して検索を行ないます。
- 次を検索:前回と同じ置き換え前のテキストを、下(ファイルの末尾)へ向かってもう一度探します。
- 置換して次に:置換前の文字列を置換後の文字列に置き換えて、置換前の文字列を、下(ファイルの末尾)へ向かってもう一度探します。
- すべて置換:ファイル内の全ての置換前の文字列を置換後の文字列に置き換えます。
●"View"(表示)
メニューの"Font"(フォント)コマンド
"View"メニューの"Font"(フォント)コマンドを実行するとマクロエディタウィンドウで使用するフォントを指定できます。"Font"コマンドを実行すると"Font"(フォントの指定)ダイアログボックスが表示されます。
- フォント名:この欄内で、使用したいフォント名を選択して反転表示させます。
- スタイル:この欄で、フォントスタイル(ボールド、イタリック)を選択します。
- サイズ:この欄には、ポイントサイズが表示されます。
- サンプル:このボックスには、正しいフォントを選択するための参考として選択中のフォントの文字サンプルが表示されます。
- 書体の種類:この欄は、選択中のフォントが属するスクリプト(「欧文」、「日本語」等)を表示します。
注記:Auto-Proマクロ・IPBASICは、基本的に日本語をサポートしておりません。コメント行や、ダイアログボックスに表示されるメッセージ(IpMacroStop関数等で表示するメッセージ)には日本語を使用可能ですが、それ以外の個所に日本語の文字を入力するとエラーになりますのでご注意下さい。(ファイルのパス名が日本語のときもまれにエラーが発生しますので、ファイル名・フォルダ名には半角英数文字のみをご使用下さい。)
|