Average （シーケンスを平均化）コマンド

各フレーム間の対応するピクセル値を平均し、その結果で新規画像を作成します。通常、この操作は主に画像のノイズを減らす目的で使用されます。"Average"（シーケンスを平均化)コマンドを実行すると、全フレームのピクセル値を積算し（対応するピクセル値を累算します）、その結果をフレームの枚数で除算します。結果は新規画像として画面に開きます。

例えば、3フレームからなるシーケンスの場合、平均化処理は3フレームの各々における座標（x1,y1）のピクセルに作用します。新規画像の座標（x1,y1）のピクセル値はこれらのピクセル値の平均となります（この処理は、例えば表計算ソフトの「串刺し計算」に似ています）。

注記： このコマンドでは、常にシーケンス全体が操作対象になります。