較正スケールの貼り付け

"Spatial Calibration"（空間較正）ダイアログボックスの"Mark"（マーク）ボタンを使用すると、画像内に較正スケールを貼り付けることができます。

注記： 以下の操作を行なう前に、前記の手順で画像に較正をかけて下さい。未較正の画像には較正スケールを貼り付けることができません。

画像内に較正スケール(マーカー)を貼り付けるには、以下の手順を実行します。

1. "Mark"（マーク）ボタンをクリックして"Spatial Calibration Marker"（空間較正のマーカー）ダイアログボックスを開く。

2. "Style"（スタイル）欄で較正スケールの種類を選択する。次の2つの種類がありますので、いずれかを選択します。

·      "On-Image"（画像に上書き）：このオプションを選択すると、較正スケールは画像に直接貼り付けられ、画像データに直接上書きされます[旧バージョン（ver. 5.0より前）のスタイルです]。

·      "Non-destructive"（画像を壊さない）：このオプションを選択すると、較正スケールは画像のオーバーレイ(別レイヤ)として生成されます。元の画像データをそのまま残したいときは、こちらのオプションを選択します。

注記："Non-destructive"タイプの較正スケールを使用するときは、画像を必ずTIFF形式で保存して下さい。他の形式ではスケールが保存されません。

3. "Style (スタイル)"欄で較正スケールのスタイル(表示されるスケールの形)を指定する。

4. "Marker Length"（マーカーの長さ）欄で較正スケールの長さを設定する。

5. "OK"をクリックし、較正スケールを正しい位置までドラッグする。

6. 最後に、次のように操作します。

·       上の2.で"On-Image"（画像に上書き）オプションを選択した場合は、画像内を右クリックしてスケールをその位置に固定する。

·        上の2.で"Non-destructive"(画像を壊さない)オプションを選択した場合、ここで較正スケールをダブルクリックして次のダイアログを開き、スケールや文字の色、文字のサイズなどを設定する。

設定したら、"OK"をクリックし、引き続き"Continue" (続ける) をクリックします。これでスケールがその位置に固定されます。