フラットファイルフォーマット

Image-Pro Plusのフラットファイルフォーマット（ユーザ定義フォーマット）を使用すると、ユーザ定義による任意の画像フォーマットで画像の読み出し・書き込みができます。これを利用すると、標準のフォーマットでは扱えないデータ形式の画像（12ビットグレイスケール、浮動小数点形式など）や、デジタイザー固有のフォーマットで保存された画像をImage-Pro Plusで読み書きできます。

注記：現在、36/48ビットフルカラー形式はサポートされていません。

フラットファイルの読み出し・書き込みを行なう場合、Image-Pro Plusは「定義ファイル」(Descriptor)に基づいて処理を行ないます。定義ファイルとは、画像ファイルのフォーマットを定義するファイル（拡張子：.DES）で、ユーザーが作成します。

注記： Image-Pro Plusにはサンプルの定義ファイル(ファイル名 "IFFFLAT.DES")が付属しています(このファイルは、Image-Pro Plusがインストールされているフォルダにあります)。

定義ファイルを作成するには、次の方法があります。

●Image-Pro Plusの"Flat (Generic) File Descriptor"ダイアログボックスで作成する

●テキストエディタなどで定義ファイルを直接書く

定義ファイルを作成した後、定義ファイルを登録するとフラットファイルフォーマットが使用可能になります。

◆　画像ファイル形式のサポート