Object Window"(オブジェクトウィンドウ)

● "Object Window"(オブジェクトウィンドウ)："Count/Size"ウインドウの"View"（表示）メニューにあるこのコマンドを使用すると、特定のオブジェクトの測定値をまとめて見ることができます。また、このコマンドの"Hide"(除外)オプションで、特定のオブジェクトを測定対象から除外したり、再び復帰させることができます。

"Object Window"コマンドを実行すると、"Object Attributes"(オブジェクトの属性)ウィンドウが表示されます。

注記："Object Window"コマンドを実行する代わりに、解析中の画像内でオブジェクトを直接ダブルクリックしても"Object Attributes"（オブジェクトの属性）ウィンドウを呼び出すことができます。

●"Object #"(オブジェクト番号)：この欄で、測定値を見たいオブジェクトの番号を入力します。番号を直接タイプするか、あるいはスピンボタンを使用して選択して下さい。オブジェクトの番号を入力すると、そのオブジェクトの測定値がウィンドウに表示されます。

●"Range #"(レンジ番号)：この欄に、測定値を表示したいオブジェクトが属する輝度レンジまたは色レンジ（クラス）の番号を入力して下さい。番号は、直接タイプ入力するか、あるいはスピンボタンをクリックして指定して下さい。"Range #"と"Object #"の両方を指定すると、該当オブジェクトの測定値がウィンドウに表示されます。

注記："Range #"欄の数値を変更できるのは、複数の輝度レンジまたは色レンジ（クラス）を手動で設定したときだけです。

●"Hide"(除外)：このオプションは、オブジェクトを手動で測定対象から除外したい場合に選択します。オブジェクトを除外すると、そのオブジェクトの測定値は測定データ（および測定値に基づいて作成された全ての統計データやグラフ）から削除されます。そのオブジェクトのアウトラインとラベルも画面から消えます。

注記：このオプションは、オブジェクトを完全に除外するのではありません。除外されたオブジェクトもカウントには残っており、オブジェクト番号を保持しています。このため、除外したオブジェクトは、"Object Attributes"ウィンドウでそれを再び選択し、"Hide"オプションを解除することにより、再び復帰させることができます。除外したオブジェクトを完全にカウントからも削除したいときは、"Count/Size"ダイアログボックスの"Edit"(編集)メニューにある"Delete Hidden (Off) Objects"（除外されたオブジェクトを削除）コマンドを使用して下さい。

ヒント："Count/Size"ウィンドウが開いていない時でも、"Object Attributes"ウィンドウを呼び出してオブジェクトの選択・非選択状態を切り替えることができます。"Count"ボタンでカウントを実行した後、マウスの右ボタンでオブジェクトをクリックします。すると、次のコンテキストメニューが表示されます。

●"Show Object" (オブジェクトを復帰)：いったん除外したオブジェクトを再び復帰させます。

●"Hide Object"(オブジェクトを除外)：オブジェクトを測定対象から除外します。

●"Object Info"(オブジェクト情報)：このコマンドを選択すると"Object Attributes"ウィンドウが開きます。