Grid Mask（グリッドマスク）コマンドのオプション

"Grid Mask"（グリッドマスク）コマンドを実行すると、"Grid mask"（グリッドマスク）タブダイアログが表示されます。

"Grid mask"ダイアログボックスには、以下のタブがあります。

• "Preview"（プレビュー） ：作成中のグリッドの形を表示します。
• "Grid"（グリッド） ：グリッド線の間隔、グリッドパターン図形の選択を行います。
• "Settings"（設定） ：グリッドの色、太さ、余白などを設定します。

以下のボタン、選択欄は、3つのタブ全てに共通しています。

●"Grid files"（グリッドファイル）：この欄は、使用可能なグリッドマスクファイル（*.GRD）を一覧表示します[下の"Save As"（名前を付けて保存）ボタンで保存したグリッドマスクファイルも、ここに表示されます]。この欄で、使用したいグリッドマスクファイルを選択して下さい。

●"New"（新規）：このボタンは、グリッドマスクファイルを新規作成します。新規ファイルには"*<untitled>"という名前が付きますので、必要な設定を行なって下さい。設定の後、新規グリッドマスクファイルを保存するには、"Save As"（名前を付けて保存）ボタンをクリックして下さい。

●"Delete"（削除）：削除ボタンを選択して、選択したグリッドファイルを取り除きます。

●"Save"（保存）：このボタンをクリックすると、現在の設定値を、選択中のグリッドマスクファイルに保存します。

●"Save As"（名前を付けて保存）：このボタンをクリックすると、現在の設定値を新規グリッドマスクファイルに保存します。"Save As"（名前を付けて保存）ダイアログボックスが開いたら、グリッドマスクファイル(*.GRD)に付ける名前をタイプして、"Save"（保存）ボタンをクリックして下さい。

●"Calibration unit"(較正単位)： 画像に空間較正がかかっていて、かつ"Settings"（設定）タブで"Calibration units"（較正単位）オプションを選択している場合は、この欄に較正単位を表示します。

●"Summary"（合計）： この欄には、グリッドに関する情報を表示します。

●"Count"（数）：グリッド線の本数または構成要素の個数を表示します。

●"Length"（長さ）：グリッド線の総延長を表示します。

注記："Summary"欄には、以下のようなエラーメッセージも表示されます。

●"Wrong margins"（余白設定誤り）と表示されるときは、"Settings"（設定）タブで余白の設定値を小さくして下さい。

●"Too big spacing"（間隔空きすぎ）と表示されるときは、"Grid"（グリッド）タブで"Spacing"（間隔）の設定値を小さくして下さい。

●"Too small increment"（間隔狭すぎ）と表示されたときは、"Spacing"の設定値を大きくして下さい。

●"n/a"（データなし）と表示されるときは、"Apply"（適用）ボタンをクリックして、グリッドを画像に適用して下さい。

●"Folder"（フォルダ）：このボタンをクリックすると、グリッドマスクファイル（*.GRD）が収められているフォルダ（デフォルトではC:\IPWIN51JJ\Grid）を変更できます。このボタンの右隣には、選択中のフォルダのパスが表示されます。選択中のフォルダの中のグリッドマスクファイル名が、"Grid files"（グリッドファイル）欄に一覧表示されます。

●"Apply"(適用)：このボタンをクリックすると、グリッドを画像の上に重ね表示します。

●"Remove"（削除）：このボタンをクリックすると、表示中のグリッドを削除します。

●"Create Mask"（マスクを作成）：このボタンをクリックすると、グリッドマスク画像を作成します。グリッドマスク画像は8ビットグレイスケール形式で、新規画像として作成されます。

●"OK"：このボタンをクリックすると、"Grid mask"（グリッドマスク）ダイアログボックスが閉じ、画像上のグリッドが削除されます。