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サポートImage-Pro plus 操作手順書測定ラインプロファイル

Line Profile(ラインプロファイル)ウィンドウのFile(ファイル)メニュー

"File"(ファイル)メニューは、ラインプロファイルの測定データやラインプロファイルのグラフを外部へ出力するときに使用します。このメニューのコマンドで、データを新しいファイルへ保存したり、または既存のファイルに追記できます。この他、測定データを表計算ソフトに転送するコマンドもあります。

"Line Profile"ウィンドウの"File"(ファイル)メニューのコマンドは、次の通りです。

"Data to File"(データをファイルに保存):このコマンドは、ラインプロファイルの測定データをファイルに保存する時に使用します。ラインプロファイルのデータは拡張子が".HST"のファイルに、ASCII(テキスト)フォーマットで保存されます(ラインプロファイルのデータは、ヒストグラムと同様に拡張子が".HST"のファイルに保存されます)。ファイルには、測定線上のピクセルの座標と各ピクセルの輝度が入ります。"Reference"(差分を表示)オプションを選択している場合は、測定線の値と基準測定線の値との(正または負の)差分を保存します。保存されたデータは、表計算ソフトや外部プログラムへ読み込むことができます。

"Data to File"(データをファイルに保存)コマンドを実行すると、"Save Profile"(プロファイルを保存)ダイアログボックスが表示されます。

ラインプロファイルのデータの保存先となるファイルの名前を入力し、"Header"(ヘッダ)、"Legend"(凡例)、"X-Axis"X軸)オプションを必要に応じて選択してから、"OK"ボタンをクリックします。これでラインプロファイルのデータが保存されます。

"Append Data to File"(データをファイルにアペンド):ラインプロファイルのデータを既存のファイル("*.HST")に追記(アペンド)したい時に使用します。

このコマンドを選択すると、"Save Profile"ダイアログボックスが表示されます。

データの追記先となるファイルを選択し、"OK"ボタンをクリックします。ラインプロファイルのデータは、指定されたファイルの末尾に書き込まれます。

"Statistics to File"(統計をファイルに保存):このコマンドを使用すると、現在の統計または"Range/Area"(レンジ/面積)のデータをファイルに保存できます。

注記:"Statistics to File"コマンドの実行時に"Report"メニューで"Range/Area"オプションを指定した場合は、統計ではなく、現在のレンジの情報(垂直線マーカーで挟まれたレンジのデータ)が保存されます。

データはASCII(テキスト)フォーマットでファイルに保存されます。保存されたデータは、表計算ソフトへ取り込んだり、あるいは外部プログラムへ入力できます。

"Statistics to File"コマンドを実行すると、"Save Statistics"(統計を保存)ダイアログボックスが表示されます。このボックスで、統計またはレンジ/面積に関するデータの保存先となるファイル名を指定してから、"OK"ボタンをクリックします。

"Append Statistics to File"(統計をファイルにアペンド):このコマンドは、現在のレンジ/面積データまたは統計を既存のファイルの末尾に追記します

注記:"Append Statistics to File"コマンドは、現在のレンジ情報をファイルに追記することもできます。"Append Statistics"コマンドの実行時に"Report"メニューの"Range/Area"オプションを指定した場合は、統計ではなく、垂直線マーカーに挟まれたレンジの情報がファイルへ追記されます。

"Append Statistics to File"コマンドを実行すると、"Save Statistics"ダイアログボックスが表示されます。このボックスで、統計またはレンジ情報のアペンド先となるファイル名を指定し、"Header"(ヘッダ)、"Legend"(凡例)、"X-Axis"X軸)オプションを必要に応じて指定してから、"OK"ボタンをクリックします。

"Data to Clipboard"(データをクリップボードへコピー):‚±‚Ìコマンドを使用すると、現在のラインプロファイルデータをクリップボードへコピーできます。クリップボードに入れた測定データは、クリップボードからテキストを受け入れるアプリケーションソフトに貼り付けることができます。

"Data to Printer"( データを印刷):このコマンドは、現在のラインプロファイルデータをプリントアウトします。

"Graph to Clipboard"(グラフをクリップボードへコピー):このコマンドを使用すると、ラインプロファイルのグラフをクリップボードにコピーします。グラフは、通常のワープロソフトや「ワードパッド」などの、クリップボードからベクトルデータを受け入れるアプリケーションソフトなら、どれにでも貼り付けることができます。(Image-Pro Plus自体には貼り付けられませんのでご注意下さい。)

"DDE To Excel"ExcelDDE転送)/"DDE Options"(DDEのオプション):これらのコマンドについては「DDE (ダイナミックデータ交換) 」をご覧下さい。

  • "Header"(ヘッダ):このオプションを選択すると、データセットの冒頭に記述ヘッダ情報が出力されます。
  • "Legend"(凡例):このオプションを指定すると、データとそのコラムの見出しが表示されます。コラムには、"Calibration"(較正)コマンドで指定された単位名のラベル名が付けられます。
  • "X-Axis"X軸):このオプションを指定すると、各輝度に対応するピクセル個数と共に、X軸値(ヒストグラムの対応する輝度値)を出力します。
  • "Coordinate"(座標):このオプションを指定すると、XYの座標を出力します。
  • "Statistic"(統計):このオプションを指定すると、統計情報を出力します。

"Close"(閉じる):"Line Profile"(ラインプロファイル)ウィンドウを閉じます。