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操作例4: 2つの図形の平均間隔を測定する

ここでは、パイプの断面の画像で、平均の厚みを測定します。この測定を行なうには、パイプの外周と内周をそれぞれトレースして2つの図形を作成し、両者の間隔を測定します。

1. 画像を開き、トレースツール(images\ebx_1946673977.gif)または多角形ツール(images\ebx_14299198.gif)で外周と内部の境界線をそれぞれトレースする。トレースには、トレースツールと多角形ツールのいずれを使用しても問題ありません。自動トレースを行なうと便利です。

2. 曲線幅ツール(images\ebx_934642678.gif)を選択し、"Auto Add"(自動追加)オプションを選択してから、"Select Meas."(選択項目)欄で"Avg. Dist."(平均距離)を選択する。

3. [Ctrl]キーを押しながら、上でトレースした2つの多角形を選択する。2つの図形が選択されると、自動的に両方の図形間の間隔が測定され、測定結果が"Measurements"(測定値)タブに表示されます。

images\ebx_1720131452.gif

曲線幅ツールで2つの図形の間隔を測定する場合は、測定に"CT"のラベルが付きます。"Options"(オプション)タブの"Display Thickness"(「幅」測定ラベルの表示)オプションで"Both"(両方)を選択しておくと、最小厚みと最大厚みの測定個所を示す線が表示されます(上図)

注記: 上と同様の測定手順で、次のような粒子の壁間距離の測定も可能です。

images\ebx_713448602.gif

但し、この場合は、両方の粒子の最短距離を表示するため、"Options"(オプション)タブの"Display Thickness"欄で"Min"(最小)を選択してから測定します。