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Save Active(現在の較正値を保存)コマンド
一旦保存した較正ファイルは、"Open"(規制値をロード)コマンドを使用すれば後で再び呼び出すことができ、画面上に開いている画像ならどれにでも適用できます。このため、例えば顕微鏡のレンズ毎に較正データを作成し、それを較正ファイルに保存しておけば、同じ顕微鏡から取り込んだ全ての画像に較正データを随時適用することができ、画像を取り込む度に較正をやり直す必要がなくなります。 また、較正ファイルはImage-Proを使用中の他のパソコンにコピーして使用できますので、実験・解析の条件を統一するのに役立ちます。 "Save Active"(現在の較正値を保存)コマンドは、現在アクティブになっている画像に適用されている較正値のみを較正ファイルに保存します。現在アクティブな画像に輝度較正と空間較正の両方が適用されている場合は、その両方とも較正ファイルに保存されます。現在アクティブな画像に一方の較正値しか適用されておらず、もう一方の較正値が"<none>"(なし)になっている場合、較正ファイルに保存されるのは適用されている方の値のみです。 注記: · "Save Active"(現在の較正値を保存)コマンドは、基準較正データだけでなく、画像固有較正データも保存します。 · 現在アクティブな画像に適用されている較正データだけでなく、"Spatial" (空間較正)コマンドや"Intensity"(輝度較正)コマンドで"Name"(名前)欄に表示される全較正データセットを較正ファイルに保存したいときは、"Save All"(全ての較正値を保存)コマンドを使用して下さい。 Image-Pro上の現在アクティブになっている画像の較正データを較正ファイルに保存するには、"Save Active"(現在の較正値を保存)コマンドを実行します。"Save As"(名前を付けて保存)ダイアログボックスが表示されます。
保存先となる較正ファイル名と保存場所を指定し、"Save"(保存)ボタンをクリックして保存します。 · "File Name"(ファイル名):この欄に、較正データの保存先となる較正ファイルの名前を入力して下さい。ファイル名の拡張子はタイプしないで下さい。自動的に".CAL"という拡張子がファイル名に付きます。 ファイルリストに表示されているファイルを1回クリックすると、そのファイルを較正値の保存先ファイルとして選択したことになります(つまり、そのファイルを上書きするよう指定したことになります)。ファイルリストのファイル名をダブルクリックすると、較正値を自動的にそのファイルへ上書き保存します。較正値を既存の較正ファイルに上書き保存するときは、常に確認のためのメッセージが表示されます。 · "Save File as Type"(ファイルの種類):この欄で選択できるのは"*.CAL"のみです。較正値はASCIIフォーマットで記録されます。 |
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