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Annotate(注釈)コマンド"Annotate"(注釈)コマンド(またはツールバーの ボタン)を使用すると、文字、矢印、図形等を画像に追加できます。これらの注釈オブジェクトは、画像データとは別のオーバレイとして、画像とともに保存することが可能です。 注記: 注釈オブジェクトを保存できるのは、画像をTIFFないしIPW形式で保存した場合のみです。他の形式の画像では保存できませんので、ご注意下さい。 オーバーレイとして保存した注釈オブジェクトは、後で編集が可能です。書き込みボタン()を使用すると、注釈を画像に直接書き込み、画像データと一体化することも可能です(いったん書き込んだ後は、注釈オブジェクトと画像データを分離したり、編集することはできません)。
1. "Annotate"(注釈)コマンドを実行する。実行すると"Annotation"(注釈)ツールパレットが表示されます。 2. 直線ボタン()、矩形ボタン()、角丸矩形ボタン ()、楕円ボタン()、多角形ボタン()、テキストボタン()を使用して、注釈オブジェクトを作成する。 3. 作成した注釈オブジェクトを編集(変形、移動)する。これを行なうには、まず選択矢印()をクリックして選択してから、オブジェクトをクリックして選択します。選択されたオブジェクトには、小さい四角形のハンドル(□)が付きます。 ● 注釈オブジェクトを変形するには、マウスでハンドルをドラッグします。 ● 移動するには、選択矢印()をクリックして選択し、カーソルをオブジェクトの中央に置き、クリックして手の形のカーソル()が表示されたらドラッグします。 ● 文字の編集は、文字を選択した後ダブルクリックして、"Annotation Object Properties"(注釈オブジェクトのプロパティ)ダイアログボックスを表示して行ないます。 一度に複数の注釈オブジェクトを選択するには、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。 4. (任意)注釈オブジェクトについて細かい設定(オブジェクトの枠の太さ、色、文字のフォント等)を行なう。これを行なうには、選択矢印()をクリックして選択してから注釈オブジェクトをダブルクリックし、"Annotation Object Properties"(注釈オブジェクトのプロパティ)ダイアログボックスを開いて設定を行ないます。(設定についての詳細は、下記の説明をご覧下さい。) 5. (任意)作成した注釈オブジェクトを編集する。 ● 作成した注釈オブジェクトをクリップボードで複製するには、まず選択矢印()を選択してから注釈オブジェクトをクリックして選択し、切り取り() ボタンないしコピー()ボタンをクリックします。注釈オブジェクトをクリップボードから貼り付けるには、貼り付け( )ボタンを使用します。 ● 注釈オブジェクトを削除するには、まずオブジェクトを選択矢印で選択してから、削除()ボタンをクリックします(または[Del]キーを押します)。 ● 画像内に作成した注釈オブジェクトが重なり合っている場合、どのオブジェクトを前面に出して、どのオブジェクトを背面に置くかを指定できます。指定するには、選択矢印()を選択してからオブジェクトを右マウスボタンでクリックし、コンテキストメニューの中から"Annotation"(注釈) を選択します。その右側に表示されるサブメニューから、次のいずれかのコマンドを実行して下さい。 ● "Move Forward"(最前面へ移動) ● "Move Backward"(最背面へ移動) ● "Move to Front"(前面へ移動) ● "Move to Back"(背面へ移動)
● "Annotation"(注釈)ツールパレットの"Show"(表示)オプションを使用すると、画像内の注釈オブジェクトの表示・非表示を切り替えられます。 ● "Annotation"ツールパレットの"Keep Text"(テキスト記憶)オプションを使用すると、テキストの注釈を作成した後、その文字を次回作成時まで保持します。 ● 注釈ツールとAOIツール 、ズームツール ()、パンツール ()は同時に使用できません。AOIツール等を使用されるときは、あらかじめ注釈ツールをオフにして下さい("Annotation"ツールパレットのボタンを全てオフにします)。 |
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