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Measurement Data(測定データ)

"Measurement Data"(測定データ):このコマンドは、"Measurement Data"(測定データ)ウィンドウを表示します。このウィンドウは、画像内のそれぞれのオブジェクトについて計測結果を表示します。

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"Measurement Data"ウィンドウは、他のウィンドウと同様、タイトルバーをドラッグすることによって移動できます。また、ウィンドウの枠をドラッグして拡大、縮小できます。最下段と右側にあるスクロールボタンでデータをスクロールできます。

"Measurement Data"ウィンドウに表示されるのは、現在アクティブな画像内のオブジェクトに関する測定値のみです。ウィンドウの表示内容はダイナミックです。オブジェクトを"Object Attributes"(オブジェクトの属性)ウィンドウの"Hide"(除外)オプションや"Toggle Objects On/Off"(オブジェクトの除外/復帰)コマンドで非選択にしたり、"Select Measurements"(測定項目)コマンドで測定項目を追加・削除して再測定すると、その度に計測値が変化します。

このダイアログボックスのソート(並べ替え)オプションを使用すると、計測値をオブジェクト番号の順["No Sort"(ソートなし)]に並べたり、 あるいは("On..."欄を使って)測定項目を並べ替えの基準に指定することで、計測値を昇順、降順に並べ替えることができます。

並べ替えのオプションは以下の通りです。

"No Sort"(ソートなし):計測値をオブジェクト番号(Obj.#)の順に並べます。

"Sort Up"(昇順ソート):計測値を昇順に並べます。 並べ替えの基準となる測定項目は"On..."欄で指定します。

"Sort Down"(降順ソート):計測値を降順に並べます。並べ替えの基準となる測定項目は"On..."欄で指定します。

"On"(キー):この欄で、並べ替えの基準(キー)となる測定項目を選択します。

"Measurements Data"(測定データ)ウィンドウには、画像内の特定のオブジェクトを見つけるのに便利な、以下のツールがあります。

"Locate the object"(オブジェクトを見つける):測定データを画面に表示しているとき、特定の測定データに対応する画像内のオブジェクトを素早く見つけたいときは、このオプションをクリックして選択します。次に、"Measurement Data"ウィンドウ内の測定データをクリックします(同じ行内のどこをクリックしても構いません)。すると、クリックした測定データに対応する画像内のオブジェクトが、同心円でマークされます。

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注記:画像が"Measurement Data"ウィンドウの下に隠れている時は、あらかじめウィンドウを移動して画像上のオブジェクトがよく見えるようにしておきます。

"Scroll to the object"(オブジェクトの位置までスクロール)"Locate the object"(上記を参照)でオブジェクトを探す際に、画像ウィンドウが画像全体を表示しきれず、該当オブジェクトが画面に出ていない可能性がある場合は、あらかじめこのオプションを選択しておきます。こうしておくと、測定データをクリックした時に、画面を自動スクロールして該当オブジェクトを画面の中央に出してから、同心円のマークを表示します。

"Scroll to the object"オプションが非選択になっていて、しかも該当オブジェクトが画面に出ていない時は、測定データをクリックするとビープ音が鳴り、同時に画像ウィンドウのコーナーに同心円のマークを表示してオブジェクトのある方向を示します。この場合は、手動でその方向へ向かってスクロールして下さい。

"Measurement Data"(測定データ)ウィンドウの"File"(ファイル)メニュー:このメニューのコマンドを使用すると、測定データの保存、アペンド、およびクリップボードへのコピーが行なえます。

"Data to File"(データをファイルに保存):このコマンドを実行すると、現在の測定データシートをファイルに保存できます。測定データのファイルはASCII形式のファイル、LOTUS 1-2-3WK1形式、ないしMicrosoft Excelのファイル形式で保存できます。保存したデータはスプレッドシート(表計算)ソフトに渡すことができ、また外部プログラムへの入力ファイルとしても使用できます。

"Append Data to File"(データをファイルにアペンド):このコマンドを実行すると、現在の測定データを既存のファイルに追記できます。

"Data To Clipboard"(データをクリップボードへコピー):測定データをクリップボードへコピーする時は、このコマンドを実行します。データは、クリップボードからテキストデータを受け入れるアプリケーションソフトなら、どれにでも貼り付けることができます。

"Data To Printer"(データを印刷):現在の測定データをプリントアウトします。

"Table To Clipboard"(表をクリップボードへコピー):現在の測定データを罫線付きの表形式でクリップボードへコピーする時は、このコマンドを実行します。データは、通常のワープロソフトや「ワードパッド」などの、クリップボードからベクトルデータを受け入れるアプリケーションソフトなら、どれにでも貼り付けることができます。(Image-Pro Plus自体には貼り付けられませんのでご注意下さい。)

"DDE To Excel"ExcelDDE転送)/"DDE Options"DDEのオプション):これらのコマンドについては「DDE (ダイナミックデータ交換) 」をご覧下さい。

"Close"(閉じる)"Measurements Data"ウィンドウを閉じる時は、このコマンドを使用します。