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サポートImage-Pro plus 操作手順書測定データコレクタ

Options(オプション)タブ

このタブには、自動データ収集を制御するオプションがあります。このほか、"Data List"(データ一覧) タブと"Statistics"(統計) タブの表示オプションもあります。

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"Auto-Collection"(自動収集):この欄のオプションは、自動収集の動作を制御します。ダイアログボックスの左上にある"Automatic Collection"(自動収集)オプションを選択しない場合、このオプションは有効ではありません。また、"Collect Now"(収集実行)ボタンの動作には影響を与えません。自動収集は、データソースが新規測定データを出力した時にトリガーされます。

"Always append new data to the end of last collected block" (新規データを常に前回のデータブロックにアペンドする):新規データを常に収集する必要があるときは、その内容、またデータが属する画像に関わらず、このオプションを選択します。新規データは、前回のデータの末尾に追記されます。

 

"Conditional Update"(条件付き更新):このオプションを選択すると次の基準に従い、自動データ収集を制限することができます。

"Replace last block if image hasn't changed" (同一画像の場合、前回のデータブロックを上書き) このオプションを選択すると、画像が前回収集時と同一の場合は前回のデータブロックを上書きし、画像が前回収集時と異なるときは、データを前回のデータブロックに追記します。このオプションを使用するのは、測定データが最終的に確定するまでの間、自動収集オプションでデータソース(測定ツール)からデータを収集し続ける場合です。例えば、"Count/Size"(カウント/サイズ) を使用する場合、自動収集は"Count"(カウント)ボタンを押す度にトリガーされ、また不要なオブジェクトを除外したり、つながったオブジェクトを分離したときも、その度にトリガーされますので、全データを追記すると不要なデータが大量に取り込まれてしまいます。このオプションを選択すると、データを追記する代わりに、前回のブロックを新規データで置き換えますので、不要なデータを収集せずに"Count/Size"(カウント/サイズ) データの精度を向上させることができます。

"Ignore new data if image and data are found in any prior block"(画像とデータが以前のデータに含まれる時は新規データを無視):画像とデータが以前のデータに含まれる場合は、新規データを無視します。例えば、"Count/Size"(カウント/サイズ) でシーケンスファイル内の各フレームを測定するとき、このオプションを選択しておくと、自動収集は各フレームについて1回以上の測定を行なわないように制限できます(つまり、シーケンスがループして同じフレームを2回測定してしまった場合、2回目の測定値は収集されません)。

"Check pixel values when comparing images (slower)"[画像同士を比較する時にピクセル値を確認(低速)]:このオプションを選択すると、データの収集元となる画像が、前回のデータブロックが収集された時から変更されているかを、画像のピクセル値を比較することで厳密に確認します。これに対し、上の2つのオプションでは、画像ウィンドウが異なるかどうかを確認するのみです。画像ピクセル値の比較には時間がかかるので、このオプションは必要時のみ使用して下さい。例えば、新規画像が同一の画像ウィンドウへ取り込まれる設定になっていると想定します[つまり、"Setup Acquire" (取り込み設定)コマンドの"Image"(画像)タブで"Active Image"(現在の画像)を選択した場合]。この場合、画像の変更を確認する唯一の方法は、ピクセル値が違うかどうかを完全にチェックすることです。 新規画像がそれぞれ別の新規ウィンドウに取り込まれる場合、ピクセル値を比較する必要はありません。

"Collect from any image active at time of collection"(データ収集時にアクティブな画像から収集する):アクティブな画像からデータを収集したい場合、このオプションを選択します。

"Collect from a single image workspace (determined by first collection)" (収集元の画像を、最初にデータを収集した画像のみに限定する):単一の画像だけから収集したい場合は、このオプションを選択します。データの収集元の画像は、初回の収集時にアクティブだった画像のみに限定されます。 最初の収集以後、他の画像から収集されたデータは無視されます。

"Show the following information in left-most column" (最左列に以下の情報を表示):"DataList"(データ一覧) "Statistics"(統計) タブの最も左のコラムに表示する項目を、"Row number"(行番号)、"Block number"(ブロック番号)、"Row within block"(ブロック内の行番号)の中から選びます(複数選択可)。

"Show module name in col. headers"(コラムヘッダにモジュール名を表示):このオプションを選択すると、データ項目名に加えて、各列にデータソース(測定ツール)名を表示します。

"Insert empty lines between blocks"(データブロック間に空白行を挿入):収集した複数のデータブロックを区別しやすくするために、"Data List"(データ一覧)の表に空白行を挿入します(表示のみ)。これは統計結果には影響を与えません。

"Colum width"(コラム幅)"Data List"(データ一覧) "Statistics"(統計) タブの表で、列の幅(文字数)を設定します。入力できる数字は850までの整数のみです。

"Significant digits"(有効桁数):"Data List"(データ一覧) "Statistics"(統計) タブで表示される数値の有効桁数を設定します。入力できる数字は520までの整数のみです。