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Data Collector(データコレクタ)
Image-Pro Plusの大半の測定ツールでは、一度に画像1枚分の測定データしか得られませんが、これに対してデータコレクタは複数画像から解析データを収集できます。 Image-Pro Plusの測定ツールのうち、現バージョンでは以下のものがデータコレクタへ測定結果データを出力できます。 ● “Co-localization”(コローカリゼーション) 注記: Track Objects(動体追跡)ツールは、データコレクタツール上はTrack Measurementsと表示されます。
上記の他に、画像情報の一部[ファイル名、作成者名、日付など、"Edit"(編集)メニューの"Info"(画像情報) コマンドで表示される情報の一部]もデータコレクタで収集可能です。この場合は、画像(Image)自体がデータソースになります。 "Data Collector"(データコレクタ)コマンドで表示されるダイアログボックスはタブ形式で、各タブのオプションでデータソースと収集するデータの選択、収集したデータの表示、データの外部への出力等を行なうようになっています。
●上記の測定ツールで最初の測定を行なう ●データコレクタを起動し、"Layout"(項目選択)タブでデータソースと、収集する測定項目を選択する(下図は、データソースとしてCaliperを選択した例です) ●データを手動または自動で収集する ●集計したデータを保存、ないし外部へ出力する データの収集は、"Automatic Collection"(自動収集)オプションにより自動で行なうことも、またユーザが随時"Collect Now"(収集実行)ボタンをクリックすることにより、手動で行なうことも可能です。いずれの場合も、データを収集する度に、データコレクタの"Statistics"(統計) タブに表示される統計データが自動更新されます。
◆ "Data Collector"(データコレクタ)コマンドのオプション
注記: ●データコレクタでデータの収集を実行する前に、必ず測定ツールで測定を済ませておく必要があります。測定結果データが存在しない状態でデータの収集を実行すると、エラーになることがあります。 ●データソースが呼び出される前または後に、マクロから収集された項目のリストを指定することができます(詳しくは、Help(ヘルプ)メニューにある”Macro Language”(マクロ言語)コマンド を実行して表示される「Auto-Proヘルプ」から、"IpDcSelect"と"IpDcUnSelect"の項をご覧下さい)。この場合、測定ツールが呼び出され、そのツールが何らかのデータを出力するまでデータ収集は行なわれません。 |
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