Data Collector（データコレクタ）コマンドのオプション

"Data Collector"（データコレクタ）コマンドを実行すると、次の"Data Collector"ダイアログボックスが開きます。ダイアログボックスの左側には、以下のようなオプションとボタンがあります。

●"Automatic Collection"（自動収集）：このオプションを選択すると、測定ツール["Count/Size"（カウント/サイズ） 、"Measurements"（マニュアル測定） および"Manual Tag"（マニュアルタグ） ]が新規測定データを出力する度に、データコレクタが自動的にデータを収集します。このオプションを非選択にした場合、"Collect Now"（収集実行）ボタンをクリックするまでデータは収集されません。

注記： "Automatic Collection"オプションでは、"Histogram"（ヒストグラム） コマンドの測定結果と、"Image"（画像）の画像情報（ファイル名、日付など）は自動収集されません。これらのデータは"Collect Now"（収集実行）ボタンで取り込んで下さい。

●"Collect Now"（収集実行）：このボタンをクリックすると、測定ツール（データソース）から新規データブロックを収集します。"Layout"（項目選択） タブで選択中の各データソースは、選択中の項目のデータをデータコレクタへ出力します。[データソースとデータ項目の選択に関する詳細は"Layout"（項目選択）タブの説明を参照して下さい。]

●"Delete Last"（直前を削除）：このボタンをクリックすると、最後に収集されたデータブロックを削除します。

●"Delete All"（全削除）：このボタンをクリックすると、今までに収集した全データを削除します。削除されるのは"Data Collector"（データコレクタ）内のデータだけです。測定ツール（データソース）内のデータは削除されません。

●"Close"（閉じる）："Data Collector"（データコレクタ）ダイアログボックスを閉じます。ダイアログボックスを閉じても、これまでに収集されたデータは削除しません。また、継続して収集するデータも削除しません。

自動収集オプションの選択時にダイアログボックスを閉じた場合、ユーザにそれを知らせるために次のメッセージが現れます。"Yes"（はい）をクリックすると、データコレクタのダイアログボックスを閉じた後もデータの自動収集は継続されます。

"Data Collector"（データコレクタ）ダイアログボックスには次のタブがあります。

• "Data List"（データ一覧） ： 収集したデータを表示します。
• "Statistics"（統計） ： 収集したデータから算出された統計データを表示します。
• "Layout"（項目選択） ： データソースの選択と、収集する項目の選択を行ないます。
• "Export"（出力） ： 収集した測定データを外部へ出力します。
• "Options"（オプション） ： 動作オプション等を設定します。