操作例３： ２つの図形の中心間の距離を測る

1. Image-Proに付属する"Spots.tif"画像を開く。画像内のオブジェクトが見にくいときは、ズームツールで画像を拡大します。

注記： ズームツールを使用するときは、あらかじめ"Measurements"ダイアログボックスのツールボタンを全て非選択の状態にしておいて下さい。ツールボタンが選択された状態になっていると、ズームツールが動作しません。

2. 多角形ツール（）を選択する。もし"Trace"（トレース）ツールが現れたら"Wand"（ワンド）ボタンを押してワンドツールに切り替えます。

3. 画像内の一方のオブジェクトの内部を左クリックして輪郭を自動トレースし、終了したら右クリックして図形を確定する。もう１つのオブジェクトに対しても同様の操作を行ないます。トレースには"PG"のラベルが付きます。

注記： オブジェクトの外側が正しくトレースされず、一部のみがトレースされてしまうときは、"Magic Wand"（マジックワンド）ダイアログボックスの"Range"（レンジ）欄の数値を増やして下さい。

4. "Measurements"（マニュアル測定）ダイアログボックスの間隔測定ツール () を選択してから"Auto Add"（自動追加）オプションを選択し、"Select Meas."（測定項目）欄から"Ctr-to-Ctr Dist."（中心間距離）を選択する。

5. [Ctrl]キーを押しながら、上の3.の手順で作成した２つの多角形を選択する。２つの図形が選択されると、自動的に2つの図形の中心間の距離が測定され、結果が"Measurements"（測定値）タブに表示されます。

距離の測定には"D"のラベルが付きます。

注記： 粒子の壁間距離の測定は、次の操作例4の方法で可能です。