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Record Macro(マクロ自動記録)コマンドのオプション"Record Macro"コマンドを実行すると、"Record Macro"ダイアログボックスが表示されます。 ●"Macro Name"(マクロ名):マクロの名前を入力します。半角英数文字で最高27文字まで使用できます。名前を入力する時は、以下の規則に従って下さい(従わないと、マクロ実行時やImage-Pro Plusの起動時にエラーを起こすことがあります)。 ●半角英数文字であること(日本語や全角文字は使用しないで下さい)。 ●名前の先頭の文字が、(数字や記号でなく)英字(アルファベット)であること。 ●英字、数字、スペースまたは"_"(アンダースコア)のみを使用すること。 注記:スペースは、最終的に全てアンダースコアに変換されます。 ●Auto-Proの予約語と重複しない名前であること。予約語とは、関数名(IpDocClose、IpFftForward、IpLutApplyなど)やBASICのキーワード(If、Or、Open、loopなど)のような、Image-Pro Plusにとって特別な意味を持つ言葉です。予約語については、"Help"(ヘルプ)メニューにある"Macro Language"(マクロ言語) で表示されるオンラインヘルプから、「付録」ブックにある「キーワード(予約語)」の項をご覧下さい。 ヒント:マクロ名が予約語と重複しないようにするには、例えば"Open_"、"Close_"、"LOOP_"のように、名前の後ろに"_"(アンダースコア)を加えるとよいでしょう。 また、選択中のスクリプトファイル内に存在するマクロ名と重複しない名前でなければなりません。既に別のマクロに使われているマクロ名を入力すると、別の名前を入力するよう注意するメッセージが表示されます。 ●"Shortcut Key"(ショートカットキー):マクロの実行に使用するショートカットキーを入力します。 注記:ショートカットキーの設定は任意です。ショートカットキーを設定すると、キーを押すだけで、すばやくマクロを実行できます。ショートカットキーを設定しない場合は、"Macro"メニューの最下段に表示されるマクロ名をクリックするか、あるいは"Macro"(マクロ)ダイアログボックスの"Run"(実行)ボタンを使用してマクロを実行します。 ショートカットキーは、[機能キー([F1]~[F12])または英数字(A~Z,0~9)]キーと、[Ctrl]キーと[Shift]キーの組合せです。例えば、[Ctrl] + [F7]、[Ctrl] + [Shift] + [F7] 等のショートカットキーを設定できます。"Key" (キー)欄をクリックして開き、ショートカットキーが設定されてないキーを見つけ、それを使用して下さい。 注記:グレイ表示のキーもショートカットキーの設定が可能ですが、既に他のコマンドまたはマクロに使用されていますので、使用しないで下さい。 ●"Description"(説明):この欄は、マクロに任意のコメントまたは説明を付加する時に使用します。スクリプトファイルの内容を見るために"Macro"(マクロ)コマンドを使用すると、この"Description"が表示されます。 入力文字数は無制限ですが、入力できるのは1行のみです(改行はできません)。日本語も使用可能です。 注記:Auto-Proマクロは、基本的に日本語をサポートしておりません。コメント行や、プロンプトのダイアログボックスに表示されるメッセージには日本語を使用可能ですが、それ以外の個所に日本語の文字を入力するとエラーになりますので御注意下さい。(画像ファイルのパス名が日本語のときもまれにエラーが発生しますので、ファイル名・フォルダー名には半角英数文字のみを御使用下さい。) "Record Macro"ダイアログボックスの"OK"ボタンを押すと、"Recording"(マクロ記録中)ダイアログボックスが表示されます。 ●"Template Mode"(テンプレートモード):テンプレートモードは、マクロの自動処理の途中に手動操作をはさむときに使用します(例えば、処理対象の画像ファイルを手動で指定し、ファイルを開いた後は全て自動で処理するなど)。このオプションは、マクロの中でいつでも(また何回でも)オン・オフできます。 "Template Mode"オプションをオンにすると、"IpTemplateMode(1)"という文がそのスクリプトファイルに書き込まれます(テンプレートモード開始)。マクロを実行すると、この文の箇所で自動処理が中断し、マクロに記録されたデータを使用せずに、手動操作によるデータ入力をユーザに促します。 "Template Mode"オプションをオフにすると、"IpTemplateMode(0)"という文がスクリプトファイルに書き込まれます(テンプレートモード終了)。マクロを実行すると、この文に続くコマンドはリテラル(逐語的)モードで実行されます。 "Template Mode"については、"Help"(ヘルプ)メニューにある"Macro Language"(マクロ言語) で表示されるオンラインヘルプをご参照下さい。 ●"Show Recording"(記録しながら表示):このオプションを選択すると、記録中のマクロ文を見ることができます。このオプションは、いつでも選択できます。このオプションを選択するとマクロエディタを起動します。 ●"Stop Recording"(記録終了):自動記録を終了します。"End Sub"という文がマクロスクリプトファイルに書き込まれます。 ◆ マクロの実行 |
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