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サポート>Image-Pro plus 操作手順書>測定>キャリパーコマンド> | |
Options(オプション)タブこのタブでは、"Caliper"(キャリパー)コマンドの測定ツールの動作オプションを設定できます。
●" Sampling Tool"(サンプリングツール) :この欄では、輝度プロファイルを平滑化するための2つのオプション、"Smoothing"(平滑化)と"Thickness"(幅)を指定します。 ●"Smoothing"(平滑化):この欄で、輝度プロファイルにガウス平滑化フィルタを適用する程度を指定します。「1」を指定すると、平滑化は行なわれません。「1」より大きい値を指定すると、ガウス平滑化フィルタを輝度プロファイルに適用します。 ●"Thickness"(幅):この欄では、サンプリングツールの幅を(ピクセル単位で)指定します。サンプリングツールの幅が太いほど、輝度値を取り込むためにサンプリングされるピクセル数が多くなり、値が平均化します。 "Smoothing"(平滑化)と"Thickness"(幅)オプションは、サンプリングツールの動作を調整します。平滑化の値を増やすことで、サンプリングツールの感度を鈍くし、輝度プロファイルのわずかな変化を無視するように設定できます。サンプリングツールが検出したエッジの数が多すぎるとき(感度が高すぎるとき)は、平滑化の値を大きくします。10~30、またはそれ以上の値が適正な値となります。 同様に、"Thickness"(幅)は、ツールがサンプリングするデータ量を制御します。幅を増やすとサンプリングされるピクセルデータが増加します。これにより、画像輝度のわずかな偏差による影響を減少させます。 ●"Calibration"(較正):この欄のオプションは、輝度較正のかかった値で輝度プロファイルを作成するか、または空間較正のかかった値で距離測定データを算出するかを指定します。適切なオプションを選択してください。 ●"Use Intensity Calibration"(輝度較正値を適用):このオプションを選択すると、輝度較正値を適用します。 ●"Use Spatial Calibration"(空間較正値を適用):このオプションを選択すると、空間較正値を適用します。 これらのオプションを使用するためには、画像にあらかじめ較正をかけておく必要があります。較正について詳しくは、"Calibration"(較正) コマンドの項をご覧下さい。 ●"Luminance Profile"(輝度プロファイル):この欄では、"Luminance Profile"(輝度プロファイル) タブに表示される輝度プロファイルのY軸を自動スケーリングするオプションを設定できます。 ●"Auto-Scale the Plot"(プロットを自動スケーリング):このオプションを選択すると、画像内で実測された最小輝度値をY軸の下限値近くに、最大の輝度値輝度値を上限値近くに設定して輝度プロファイルのY軸を自動スケーリングし、プロットのピークを見やすくします。 このオプションを選択しない場合は、Y軸が輝度スケール全体へスケーリングされます。 ●"Marker"(マーカー): この欄のオプションで、画像内で検出されたエッジのマーカー(ラベルとシーケンス番号)の表示形式を指定します。 ●"Show label"(ラベルを表示):このオプションを選択すると、画像内にエッジディテクタ別のマーカーのラベル("A", "B", "C"等)を表示します。 ●"Show number"(番号を表示):このオプションを選択すると、画像内にマーカーのラベルと番号を表示します("A1", "A2", "C27"等)。 ●"Other"(その他):この欄には、その他のオプションがあります。 ●"Precision"(精度):この欄で、"Measurements"(測定) タブに表示される測定データの、小数点以下の桁数を設定します。 |
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