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その他のオプション(カウント/サイズ)

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"Measure Objects"(オブジェクトを測定)"Count"ボタン等でオブジェクトのカウントを行なう際に、同時にオブジェクトの計測も実行させたい時は、"Count/Size"ウィンドウの"Measure Objects"オプションを選択しておきます。このオプションが選択されていると、"Count/Size"ダイアログボックスの"Measure"(測定)メニューにある"Select Measurements"(測定項目)で指定した測定を実行、記録します。

注記: "Measure Objects"オプションはデフォルトで選択されます。非選択にした場合、オブジェクトのカウントとアウトラインの表示のみを行ないます。この場合、測定は一切行われませんのでご注意下さい。

"Apply Filter Ranges"(選別レンジを適用)"Count/Size"(カウント/サイズ)ダイアログボックスの"Measure"(測定)メニューにある"Select Measurements"(測定項目)コマンドで"Filter Ranges" (選別レンジ)の設定を行ない、そのレンジに収まるオブジェクトのみを計測対象としたい場合、このオプションを選択します。

注記:

"Apply Filter Ranges"オプションは、デフォルトで選択されます。このオプションが非選択で、かつ"Count Size Options" (カウント/サイズのオプション) ダイアログにある"Pre-Filter"/"Pre-Filter on Area" (予め選別) オプションも非選択になっている場合、"Select Measurements"ダイアログボックスで設定した測定レンジの基準は無視され、全オブジェクトがカウントおよび測定されます。

"Apply Filter Ranges"オプションを選択する時は、同時に"Measure Objects"(オブジェクトを測定)オプションを選択しなければなりません。"Measure Objects"を選択しないと、オブジェクトが選別レンジ内にあるかどうかを判断するために必要な測定データが得られません。

"Accumulate Count"(カウント結果を累計):新規計測の実行時("Count"ボタンをクリックする時)に、新規の計測結果を既存の計測結果に追加したい場合は、このオプションを選択します。通常、Image-Pro Plusは新規の計測を実行するときに前回の計測結果を消去しますが、"Accumulate Count"オプションを選択した場合は前回の計測結果が保持され、新規の計測結果がそれに追加されます。その際、前回に計測したオブジェクトのアウトラインも画面に残ります。

"Accumulate Count"オプションは、1枚の画像内にAOIを設定して、そのAOIを移動しながら数回の自動計測を行う場合に有効です。これは、例えば次のような場合です。

1. まず、画像内にAOIを作成する。

2. "Count/Size""Accumulate Count"(カウント結果を累計)オプションを選択し、"Count"(カウント)ボタンをクリックして自動計測を実行する。

3. AOIを画像内の別の場所に移動して、再度"Count"ボタンで自動計測を行なう。

上記のような操作を行なった後、"Count/Size""View"(表示)メニューで測定値を表示すると、数回に分けて行なった自動計測の測定結果が全て集計されます。このような処理は、例えば画像が非常に大きく、画像全体を一度に計測すると時間がかかりすぎるためAOIで小分けにして測定する場合や、画像内に大きなゴミがあり、それを避けて測定を行なう場合に便利です。

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また、"Accumulate Count"(カウント結果を累計)は1種類以上のオブジェクトのデータ収集にも役立ちます。例えば、ある輝度レンジで定義した1組のオブジェクトをカウントしてから、輝度レンジを再定義して別の1組のオブジェクトをカウントした場合、"Accumulate Count"オプションが選択されていれば、この2組のオブジェクトの測定結果が集計されます。

注記:

新しい輝度レンジで定義されたオブジェクトが既存のオブジェクトのアウトラインに重なっていると、新しいオブジェクトは既存のオブジェクトの一部としてカウントされてしまいますので、ご注意下さい。

"Accumulate Count"で集計できる計測データは、1枚の画像内での計測データに限られます。複数の画像にまたがる計測データを集計したいときは、"Measure"(測定)メニューの"Data Collector"(データコレクタ)を使用します。詳細は、"Data Collector"コマンド の項をご覧下さい。

 

"Display Objects" (オブジェクトの測定図形を表示):測定図形の表示/非表示を切り替えます

"Delete"(結果をクリア):既存のオブジェクトの測定値とアウトラインを削除する時は、このボタンをクリックします。クリックするとメッセージが現れ、ユーザに確認を促します。

"Yes"(はい)ボタンクリックするか、あるいはキーボードの[Enter]キーを押すと、画像からアウトラインを除去し、データシートから測定値を削除します。"No"(いいえ)ボタンをクリックすると、アウトラインと測定値はそのまま残ります。

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