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サポート>Image-Pro plus 操作手順書>測定>ヒトグラム> | |
Histogram(ヒストグラム)ウィンドウのFile(ファイル)メニュー"Histogram"ウィンドウの"File"(ファイル)メニューにあるコマンドは、ヒストグラムの測定データをファイルに保存したり、データやヒストグラムのグラフを外部に出力するのに使用します。 ●"Data to File"(データをファイルに保存):ヒストグラムのデータをファイルに保存する時に使用します。ヒストグラムのデータ(各々の輝度インターバルおよび度数)は、ASCII(テキスト)フォーマットのファイル(*.HST)に保存されます。保存したデータは表計算ソフトへ渡すことができ、また外部プログラムの入力ファイルとしても使用できます。 "Data to File"コマンドを選択すると、"Save Histogram"(ヒストグラムを保存)ダイアログボックスが表示されます。 ヒストグラムデータを保存したいファイル名を入力し、"Save"(保存)をクリックします。ヒストグラムデータはそのファイルに書き込まれます。 ヒストグラムの"Report"(レポート) メニューの"Bins"(分割数)コマンドを使用してX軸を分割した場合は、指定した間隔でデータが表示、記録されます。X軸に沿った各ビン(区分)は、その中間点の数値でラベリングされます。 "Save Histogram"ダイアログボックスには、"Header"、"Legend"、"X-Axis"の保存オプションがあります。詳しくは、下記の「ヘッダ、コメントおよび軸情報の保存について」をご覧下さい。 ●"Append Data to File"(データをファイルにアペンド):このコマンドは、ヒストグラムデータを既存のヒストグラムファイルにアペンド(追記)する時に使用します。 このコマンドを選択すると、"Save Histogram"(ヒストグラムを保存)ダイアログボックスが表示されます。 データを追記したいファイル名を選択し、"Save"(保存)をクリックします。ヒストグラムデータは、指定されたファイルの末尾に書き込まれます。 ●"Statistics to File"(統計をファイルに保存):統計データまたは"Range/Area" (レンジ/面積)のデータをファイルに保存する時に使用します。 注記:レンジの情報を保存する時も、"Statistics to File"コマンドを使用します。コマンド実行時に"Report"(レポート) メニューの"Range/Area"オプションが選択されている場合、統計データの代わりに、垂直線マーカーで挟まれたレンジの情報がファイルに保存されます。 データは、Image-Pro Plusのヒストグラム・ファイル(拡張子が".HST"のファイル)にASCIIフォーマットで保存されます。また、保存されたデータを表計算ソフトに移したり、外部のプログラムに入力することができます。 "Statistics to File"コマンドを選択すると、"Save Statistics"(統計を保存)ダイアログボックスが表示されます。"File Name"(ファイル名)欄に、統計またはレンジのデータの保存先となるファイルの名前を指定します。そして"Save"(保存)をクリックします。"Save Statistics"ダイアログボックスには、"Header"、"Legend"、"X-Axis"の保存オプションがあります。詳しくは、下記の「ヘッダ、コメントおよび軸情報の保存について」をご覧下さい。 ●"Append Statistics to File"(統計をファイルにアペンド):統計データまたは"Range/Area"データを既存のヒストグラムファイルの末尾に追記する時に使用します。 注記: レンジの情報をヒストグラム・ファイルに追加する時も"Append Statistics to File"コマンドを使います。"Append Statistics"コマンド実行時に "Report"メニューで "Range/Area"オプションが指定されていると、統計の代わりにレンジ情報がファイルに保存されます。 "Append Statistics to File"コマンドを選択すると、"Save Statistics"(統計を保存)ダイアログボックスが表示されます。"File Name"(ファイル名)欄に、統計またはレンジのデータの追記先となるファイルの名前を指定して、"Save"(保存)をクリックします。 ●"Data to Clipboard"(データをクリップボードへコピー):"Histogram"(ヒストグラム)ウィンドウの"File"(ファイル)メニューにある"Data to Clipboard"コマンドを使用すると、統計または"Range/Area"(レンジ/面積)のデータをクリップボードへ保存できます。クリップボードに入れたヒストグラム・データは、クリップボードからテキストを受け入れるアプリケーションソフトに貼り付けることができます。 ●"Data to Printer"(データを印刷):このコマンドは、現在のヒストグラムデータをプリントアウトします。 ●"Graph to Clipboard"(グラフをクリップボードへコピー):このコマンドは、ヒストグラムグラフをクリップボードにコピーします。データは、通常のワープロソフトや「ワードパッド」などの、クリップボードからベクトルデータを受け入れるアプリケーションソフトなら、どれにでも貼り付けることができます。(Image-Pro Plus自体には貼り付けられませんのでご注意下さい。) ●"DDE To Excel"(ExcelへDDE転送)/"DDE Options"(DDEのオプション):これらのコマンドについては「ダイナミックデータ交換(DDE) 」をご覧下さい。また、ExcelへDDE転送する情報をを下記のオプションで選択します。 ●"Header"(ヘッダ):このオプションを選択すると、データセットの冒頭に記述ヘッダ情報が出力されます。 ●"Legend"(凡例):このオプションを指定すると、データとそのコラムの見出しが表示されます。コラムには、"Calibration"(較正)コマンドで指定された単位名または"Intensity"(輝度)と"Pixels"(ピクセル個数)というデフォルトのラベル名が付けられます。 ●"X-Axis"(X軸):このオプションを指定すると、各輝度に対応するピクセル個数と共に、X軸値(ヒストグラムの対応する輝度値)を出力します。 ●"Statistic"(統計):このオプションを指定すると、統計情報を出力します。 ●"Close"(閉じる):"Histogram"ウィンドウを閉じる時は、このコマンドを使用します。 ヘッダ、コメントおよび軸情報の保存について: ヒストグラムの"Data to File"(データをファイルに保存)、"Append Data to File"(データをファイルにアペンド)、"Statistics to File "(統計をファイルに保存)および"Append Statistics to File"(統計をファイルへアペンド)コマンドで表示される保存ダイアログボックスには、"Header"、"Legend"、"X-Axis"の保存オプションがあり、ヘッダ、凡例及びX軸値の情報を付加あるいは除外できます。 |
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