Line Profile（ラインプロファイル）コマンドのオプション

• 　File（ファイル）メニュー
• 　Color（カラー）メニュー
• 　Report（レポート）メニュー
• 　Update（更新）メニュー

"Line"(直線)、"Circle"(円環)、および"FreeForm"(自由曲線)オプションを使用すると、プロファイルの値を取り込む測定線の形を選択できます。

●"Line"（直線）オプションの例は「一般的な操作手順 ｣にある通りです。

●"Circle"（円環）オプションを選択すると、画像上に円が表示され、カーソルを使ってこれを移動・変形することができます。

●"Freeform"（自由曲線）オプションを選択すると、画像上に適当な形を画くことができます。作成した"Freeform"測定線は、左マウスボタンをダブルクリックすることで確定します。いったん確定した測定線を引き直すときは、"Delete Freeform"(自由曲線の削除)ボタンをクリックして下さい。

"Line Profile"ウィンドウのグラフは、"Report"（レポート）メニューで選択したプロットの形式 ［"Normal"（標準）、"Thick Horz"（水平シックプロファイル）または"Thick Vert"（垂直シックプロファイル）］で表示されます。

デフォルトは、前回Image-Pro Plusを終了した時点で選択されていた設定です。

●"Reference"（差分を表示）：このオプションを選択すると、測定線が基準測定線に変わります。基準測定線は破線で表示されます。また、基準測定線はラインプロファイルグラフの中では「0」としてプロットされます。

測定線を移動すると、基準測定線との差がグラフにプロットされます。例えば基準測定線を画像の背景に置き、それから測定線を画像内のオブジェクトの上に置くと、オブジェクトのプロファイルから基準測定線の値が減算されます。

注記：基準測定線は、いったん作成すると、長さや傾きを変更することができません。変更すると、基準測定線の属性を失い、測定線に戻ってしまいます（この場合、"Reference"オプションが解除されます）。

●色成分選択ボタン： このボタンはカラー画像の場合に表示され、ラインプロファイルに表示されるプロットの表示を切り替えます。ボタン名はカラーモデルによって変化します。例えば、"Color"（色）メニューで"RGB"のカラーモデルを選択中のと時は、色成分選択ボタンの名前は"Red"（赤）、"Green"（緑）、"Blue"（青）になります。

カラー画像の場合、ラインプロファイルに3本のプロットが表示されるため、裏に隠れたプロットは見にくいことがあります。また、ラインプロファイルの左側に表示されるデータは最前面の色成分のデータですので、他の色成分の情報を見るときは、色成分選択ボタンでそのプロットを前面に出す必要があります。