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Spatial(空間較正)コマンド
画面上に較正したい画像を開き、"Calibration"(較正)コマンドのサブメニューから"Spatial"(空間較正)コマンドを実行すると、"Spatial Calibration"(空間較正)ダイアログボックスが表示されます。
このダイアログボックスのタイトル("Spatial Calibration")の右隣には、現在アクティブになっている画像の名前(下図の例では"Circuit.tif")が表示されており、この"Spatial Calibration"ダイアログボックスがその画像にリンクしていることがわかります。
他の画像ウィンドウをクリックしてアクティブにすると、"Spatial Calibration"ダイアログはその画像ウィンドウにリンクします。 "Spatial Calibration"(空間較正)ダイアログボックスでは、基本的に、現在Image-Pro上に開かれている画像に対して画像固有較正を行ないますが、"System"(システム)ボタン を使用すれば、画像固有較正データをシステム基準較正データに変更することもできます。 注記: 画像固有較正データ、基準較正データ、システム基準較正データの違いについては、ここ をご覧下さい。 "Spatial Calibration"(空間較正)ダイアログの機能および操作手順は、次の通りです。 寸法の測定単位 [デフォルトでは"Pixels"(ピクセル=画素)]を、「ミクロン」、「キロメートル」等の実測値の単位に較正します。 寸法の較正は、"Spatial Calibration Wizard"(空間較正のウィザード) コマンドでも行なえます。 ● 縦横比の較正: 特殊なカメラなどで、取り込んだピクセルが正方形でないときに、ピクセルの縦横比を指定して正方形に較正します。 ● 原点の較正: 画像の原点(デフォルトでは画像の左上角)を任意の位置に指定します。 画像内のオブジェクトの傾きを測定する際の基準となる方向(デフォルトでは画像のY軸が0゜)を任意の角度に指定します。 寸法の較正を行なった後、較正スケールを画像内に貼り付けます。"Spatial Calibration"(空間較正)ダイアログボックスの"Mark"(マーク)ボタン、または"Select Spatial"(空間較正値を選択)ダイアログの"Marker"(マーカー)ボタンを使用します。 画像固有較正データを基準較正データに変更する手順を解説します。 画像固有較正データを他の画像に適用する手順を解説します。 |
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